ワークステーションインポートポリシーは、自動的なワークステーションのインポートを制御するパラメータを設定します。このポリシーを有効にしないと、自動ワークステーションインポートが機能しません。詳細については、セクション 7.1, ワークステーションのインポートおよび登録の理解を参照してください。
ワークステーションオブジェクトの命名規則や作成場所を決定するルールを設定することができます。ワークステーションオブジェクトを専用のコンテナに作成するのか、ユーザオブジェクトが属しているコンテナに作成するのかを決定することもできます。
ユーザオブジェクトがツリー内のさまざまなコンテナに分散している場合は、ワークステーションオブジェクトを共通コンテナで管理する方が簡単です。
また、ユーザオブジェクトとワークステーションオブジェクトを同じコンテナに入れておくと、一層管理しやすくなります。
次の手順を実行している間に
ボタンをクリックすると、各ダイアログボックスに関する詳細情報を参照できます。ワークステーションインポートポリシーをセットアップするには
ConsoleOne®で、サーバパッケージを右クリックし、
をクリックしてから、対象のプラットフォームのページをクリックします。特定のプラットフォームに設定したポリシーは、
タブに設定されているポリシーよりも優先されます。列の下にあるワークステーションインポートポリシーのチェックボックスを選択します。
この操作により、ポリシーが選択されると同時に有効になります。
をクリックして[コンテナ]ページを表示します。
をクリックし、ワークステーションオブジェクトを作成するための権利が必要とされるeDirectory™コンテナを選択し、 をクリックします。
タブをクリックします。
次のフィールドに情報を入力します。
[ユーザログイン回数]: ワークステーションインポートポリシーでユーザ情報が必要とされる場合、この数値は、ユーザのワークステーションオブジェクトが作成されるまでにユーザに必要なログイン回数を表します。
[ユーザの履歴を無効にする]: ユーザがワークステーションにログインするたびに、ワークステーションオブジェクトの[ユーザ履歴]ページが更新されるため、管理者は、そのワークステーションにログインしたユーザ全員の一覧を表示できます。ワークステーションのユーザ履歴を収集しない場合は、このオプションを有効にしてください。
このオプションを使用すると、このオプションを有効にした後でインポートされたすべてのワークステーションに関するユーザ履歴の収集が無効になります。このオプションを有効にする前にインポートしたワークステーションのユーザ履歴収集を無効にするには、該当のワークステーションオブジェクトを右クリックし、
、 タブの順にクリックして、 チェックボックスを選択します。[インポートするワークステーション数を制限する]: サーバの負荷を分散させるには、このオプションを有効にして、インポートするワークステーションの数を制限します。このオプションを選択すると、
チェックボックスが使用可能になります。[1時間当たりに作成されるワークステーション数]: 1時間当たりに作成可能なワークステーションオブジェクト数の制限を指定します。
タブをクリックし、該当するプラットフォームに応じて、 、 、 、 、または をクリックします。
次のフィールドに情報を入力します。
[Enable Platform Settings to Override General Settings]: このチェックボックスが表示されるのは、[WinNT]、[Win2000]、[WinXP]、および[Win9x]の各プラットフォームページのみで、[一般]ページには表示されません。4つの特定プラットフォームページのいずれかで設定した設定内容によって[一般]ページの設定を無効にするには、このチェックボックスを選択します。
[ワークステーションのインポートを許可する]: このオプションを有効にすると、登録されているワークステーションをインポートできるようになります。
[ワークステーションオブジェクトの作成先]: ドロップダウンリストから次のいずれかのオプションを選択します。
[Selected Container]: [パス]フィールドに指定したコンテナにワークステーションオブジェクトが作成されます。絶対パスを指定します。
[Server Container]: インポートサービスを実行しているサーバのコンテナ内にワークステーションオブジェクトが作成されます。サーバコンテナからの相対パスを指定できます。
[ユーザコンテナ]: ログインしているユーザのユーザオブジェクトが置かれているコンテナにワークステーションオブジェクトが作成されます。ユーザコンテナからの相対パスを指定できます。
[Associated Object Container]: ワークステーションインポートポリシーに関連付けられているコンテナにワークステーションオブジェクトが作成されます。関連付けられているコンテナからの相対パスを指定できます。
[Path]: 相対パスを使用している場合は、文字列を入力します。パスの末尾に複数のピリオドを指定すると、そのピリオド数で相対レベル数が決まります。絶対パスを使用している場合は、コンテナを選択します。
タブをクリックします。
次のフィールドに情報を入力します。
[ワークステーション名]:
リストに現在定義されている、ワークステーションの命名規則を表示します。ユーザオブジェクトの後にある名前を使用して命名した2つのワークステーションオブジェクトが同じコンテナ内にある場合など、名前が重複する可能性がある場合は、ここで指定した名前の末尾に3桁の番号が追加されます。[名前フィールドを追加して次の順で挿入する]: このリストには、少なくとも1つのエントリが表示されている必要があります。デフォルトでは、
と がリストに表示されます。 をクリックして、次の名前フィールドを選択します。ワークステーションオブジェクトを作成した後は、この情報はスタティックであり、変更されません。タブをクリックします。
をクリックし、このワークステーションオブジェクトのインポート先にするワークステーショングループを参照して選択します。
をクリックしてポリシーを保存します。
このパッケージの全ポリシーの設定が終了したら、セクション 13.7, サーバパッケージの関連付けの手順を実行し、ポリシーパッケージを関連付けます。