70.9 リモート管理レポートの生成

レポート機能を実行すると、インベントリデータベースからリモート管理の情報を収集することができます。

リモート管理の情報は、設定済みのインベントリデータベースから取得されます。

必要に応じてレポートを印刷またはエクスポートできます。必要なデータをインベントリデータベースに入力するようZENworks 7 Desktop Managementを設定していない場合は、空のレポートが生成されます。

ここでは、次のトピックについて説明します。

70.9.1 リモート管理レポート生成の前に

インベントリレポートを実行する場合は、事前に次の作業を実行する必要があります。

70.9.2 リモート管理レポートの生成

  1. ConsoleOneで、[ツール]>[ZENworksインベントリ]>[DBの設定]の順にクリックしてデータベースを設定します。

  2. [ツール]>[ZENworks Reports (ZENworksレポート)]の順にクリックします。

  3. [使用可能なレポート]リストの[RM監査レポート]をダブルクリックし、[リモート管理レポート]をクリックします。

    画面の右側にレポートに関する説明が表示されます。

  4. 選択基準を指定します。

    [操作日]: リモート管理操作が行われた日を指定します。指定されている日以降に行われたリモート管理操作のすべての記録が一覧表示されます。

    [コンソールDN]: 管理対象ワークステーションにリモートからアクセスするためにリモートオペレータが使用しているワークステーションの識別名(DN)を指定します。

    [コンソールユーザDN]: リモートオペレータのDNを指定します。

    [ターゲットワークステーションDN]: 管理対象ワークステーションのDNを指定します。

    [操作]: レポートを生成するリモート管理操作を選択します。

    [操作ステータス]: 選択されたリモート管理操作の状態を選択します。

    [レポート中]ダイアログボックスでは、アスタリスク(*)によるワイルドカードを使用できます。ワイルドカード文字は、文字データにのみ使用できます。

    次の表に、ワイルドカードの使用例を示します。

    レポートに含まれる項目

    *

    すべての項目

    wNT*

    「wNT」で始まるすべての項目

    wNTcpq.xcorp

    唯一の名前の項目。この場合は、ワークステーションを示しています。

  5. [選択したレポートの実行]をクリックします。

    レポート生成の進行状況を表示するステータスボックスが表示されます。このステータスボックスは、レポートの生成時にビューアに表示されます。ツールバーのボタンを使って、レポートの各ページを表示、印刷、またはエクスポートすることができます。

70.9.3 リモート管理レポートの印刷

  1. レポートを生成および表示します。

  2. プリンタのデフォルトの設定を変更する場合は、[Printer Setup(プリンタの設定)]アイコンをクリックして必要な設定を変更します。

  3. [プリンタ]アイコンをクリックします。

70.9.4 リモート管理レポートのファイルへのエクスポート

  1. レポートを生成および表示します。

  2. ツールバーの[レポートのエクスポート]アイコンをクリックします。

  3. ダイアログボックスに場所とファイル形式を指定し、[OK]をクリックします。

  4. エクスポートされたファイルを保存するディレクトリを参照して選択します。

  5. [OK]をクリックします。