21.4 [ウィンドウ]の設定

[ウィンドウ]の設定は、Application Windowビューのみ適用される環境設定です。Application Windowビューを開くと、これらの設定が、[ユーザ]ページで設定した設定(セクション 21.3, [ユーザ]の設定を参照)とともに適用されます。

  1. [Application Launcherの環境設定]ダイアログボックスが開いていることを確認します。このダイアログボックスが開いていない場合は、セクション 21.2, Application Launcher環境設定の表示を参照してください。

  2. [ウィンドウ]をクリックして、Application Windowビューに適用する環境設定を表示します。

    [ウィンドウ]タブが表示された[Applicatioin Launcherの環境設定]ダイアログボックス
  3. 次の設定を指定します。

    [フォルダビューを有効にする]: Application Windowにフォルダリストを表示するかどうかを指定します。このオプションを有効にすると、Application Windowは2つのペインに分割されます。右のペインにはフォルダリストが表示され、左のペインには選択したフォルダ内のアプリケーションが表示されます。このオプションを無効にすると、Application Windowは1つのペインのみで構成され、すべてのアプリケーションがそのペイン内に表示されます。

    この設定に対する変更は、Application Windowを終了して再起動するまで有効になりません。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [ログインの有効化]: ユーザがNovell Client™を実行してeDirectoryにログインできるように、Application Windowで[ファイル]メニューに[Client32ログイン]オプションを追加するかどうかを指定します。[ログイン]オプションを有効にする前に、Application Launcherがユーザのワークステーション上にあるログインプログラム(loginw32.exe)を検出できることを確認します。たとえば、ログインプログラムのディレクトリ(通常はc:\winnt\system32)がPATH環境変数に含まれているかどうかで確認できます。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([いいえ])が採用されます。

    [起動時にフォルダビューを展開する]: このオプションは、フォルダビューが有効になっている([フォルダビューを有効にする]オプションを参照)場合のみ適用されます。

    Application Windowを開くときにフォルダツリー全体を展開するかどうかを指定します。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([いいえ])が採用されます。

    [ウィンドウのサイズと位置を保存する]: Application Windowのサイズと位置の設定を保存するかどうかを指定します。

    設定できる値は、[はい][いいえ]、および[未設定]です。[未設定]を選択しても、カスタム設定の含まれるペアレントコンテナがない場合は、デフォルト値([はい])が採用されます。

    [透かし絵の表示プロパティ]: この設定は、透かし絵を指定した([透かし絵ソースのパス]オプションを参照)場合のみ適用されます。透かし絵をApplication Windowの左上隅に配置するには、[デフォルト]を選択します。透かし絵をウィンドウ全体に並べて表示するには、[並べて表示]を選択します。デフォルト設定は[デフォルト]です。

    [透かし絵ソースのパス]: Application Launcherウィンドウの背景の壁紙として使用するグラフィックファイルの保存場所を指定します。172 KBよりも大きいグラフィックファイルは、背景の壁紙として使用できません。有効なファイルパス規則(たとえば、URL、マップされたドライブ、またはUNCパス)と壁紙用のグラフィックタイプ(たとえば、.bmp.gif、または.jpg)を使用できます。

    ZENworksデスクトップ管理エージェントはネットワークドライブマッピングまたはUNCパスをサポートしていません。ユーザが透かし絵ソースファイルへのアクセスを可能にするネットワーククライアントをインストールしている場合のみ、これらのマッピングタイプを使用できます。インストールされていない場合には、アプリケーションオブジェクトを使用して透かし絵を各ワークステーションに配布し、この[透かし絵ソースのパス]フィールドを使用してローカルソースへのパスを入力することもできます。

    設定できる値は、[未設定][カスタム]です。デフォルト値([未設定])では、ユーザのコンテナから設定が継承されます。この設定を無効にするには、[カスタム]を選択して、該当するファイルパスを指定します。