53.1 新規ワークステーションを展開するにあたっての標準イメージのインストール
ワークステーションを新しく購入した場合は、それらを展開する前に標準のソフトウェアプラットフォームをインストールすると、再イメージングを自動で実行できるようになります。
- 展開するワークステーションの種類ごとにモデルを作成します。
- デスクトップ管理ワークステーションイメージングサーバに各モデルワークステーションのイメージを作成します。詳細については、セクション 60.1, 手動によるワークステーションのイメージの作成を参照してください。
イメージには、イメージングエージェントが含まれているデスクトップ管理エージェントを含めておきます。ワークステーションにNovell Client™がインストールされているかどうかにかかわらず、ZENworks Desktop ManagementによってZENworksが動作します。セットアップでNovellクライアントが必要な場合は、Novellクライアントのインストール後にデスクトップ管理エージェントをインストールして、最新のイメージングエージェントが実行されていることを確認してください。詳細については、『Novell ZENworks 7 Desktop Managementインストールガイド』の「デスクトップ管理エージェントのインストールと設定
」を参照してください。
- 起動前サービスを使用する場合は、イメージングサーバにデスクトップ管理起動前サービス(PXEサポート)をインストールします。詳細については、セクション 55.1, 起動前サービス(PXE)の使用を参照してください。
または
ブート可能CD、ブート可能DVD、またはハードディスクパーティションを使用する場合は、モデルイメージを保存するデスクトップ管理ワークステーションイメージングサーバを指定するブートCDまたはブートDVDを作成します。詳細については、イメージングブート方法の準備を参照してください。
- 未登録のワークステーション用のポリシーを作成します。このポリシーは、ハードウェアに応じて、新しいコンピュータに適用するイメージを指定します。詳細については、セクション 58.1, 未登録のワークステーションに対するイメージングポリシー(サーバポリシー)の定義を参照してください。
新しいワークステーションを導入するたびに、次の作業を実行します。
- 起動前サービスを使用する場合は、ワークステーションがPXEに対応しているかどうかを確認します。PXEがデフォルトで無効になっている場合は、これを有効にします。詳細については、セクション 55.1, 起動前サービス(PXE)の使用を参照してください。
- ワークステーションをネットワークに物理的に接続します。
- 起動前サービスを使用する場合は、起動前サービスのイメージングサーバからワークステーションをブートします。
または
起動前サービスを使用しない場合は、イメージングブートCDまたはDVDからワークステーションをブートし、ZENworksパーティションをインストールして、CDまたはDVDの挿入を必要としない自動イメージングを有効にします。詳細については、「」を参照してください。パーティションをインストールしたら、ZENworksパーティションからワークステーションを再起動します。
- ワークステーションのイメージをポリシーで自動作成します。
- コンピュータを展開したら、Novell eDirectory™でそのコンピュータをワークステーションオブジェクトとして登録します。詳細については、セクション III, 自動ワークステーションインポート/削除(Automatic Workstation Import/Removal)を参照してください。