25.3 SSLと証明書を使用するためのWindowsワークステーションのセットアップ

この節では、SSLおよびセキュリティ証明書を使用するためのWindows 98/NT/2000/XPワークステーションのセットアップについて説明します。次の各節で構成されています。

25.3.1 Windowsワークステーションへの証明書のインポート

使用するSSL証明書が信頼されるルートリストに記載されていないCAによって発行されたものである場合、ワークステーションのCAから自己署名証明書をインストールする必要があります。これにより、ワークステーションはそのCAによって発行された証明書を信頼できるようになります。証明書のインストールは、デスクトップ管理エージェントのインストールの前でも後でも実行できます。

Windowsワークステーションの証明書は、「User Account(ユーザアカウント)」、「Computer Account(コンピュータアカウント)」、および「Service Account(サービスアカウント)」内にインポートできます。証明書のインポートの詳細については、Windows XP Professional Product Documentation Webサイトの「To Import a Certificate」を参照してください。

25.3.2 証明書を照会するためのデスクトップ管理エージェントの設定

デスクトップ管理エージェントのインストールプログラムで、IPアドレスまたはMiddle Tier ServerのDNS名の入力が必要な場合、証明書要求の作成時に使用した共通名を入力する必要があります。詳細については、ステップ 5.fを参照してください。