アップグレードが成功したかどうかを検証するには、次の操作を実行します:
Standalone Package Processorを使用してサーバをアップグレードした場合には、前の節の操作を完了してから、他のコンポーネントおよびサーバに対して、使用するCPKの決定およびサーバのアップグレードに戻ります。
Software Package Distributionによる方法の場合は、次に示すいずれかの方法を使って、正常にインストールされているソフトウェアパッケージのコンポーネントを確認します。
iManager: iManagerの[Tiered Electronic Distribution]ビューを使用して、インストール済みの全ソフトウェアパッケージの情報を表示します。
レポート: インストールにTiered Electronic Distributionを使用する場合、Server Managementのレポート機能を使用して、ソフトウェアパッケージの各コンポーネントのインストールが成功したか、失敗したかを確認します。
ログファイル: NetWareおよびWindowsの場合は、ted.logファイルで、成功または失敗を検証します。
Linux: XTermウィンドウで次のコマンドを入力します:
rpm -qa |grep novell-z
リスト表示された各エントリを確認し、実行プロセスで「7.0.1」という文字列が表示されているかどうかを確認します。これが、ZENworks 7 Desktop Management with SP1の正しいバージョンです。
/usr/tmp/zsm71_polydist/zdmup.logのログファイルを確認することもできます。
Standalone Package Processorによる方法の場合は、次のログファイルによって、正常にインストールされているソフトウェアパッケージのコンポーネントを確認します。
Linux: /usr/temp/standalone.log
NetWare: sys:\temp\standalone.log
Windows: c:\temp\standalone.log
アップグレードに失敗したコンポーネントがあれば、失敗の原因を解決してから、CPKを再適用します。
各ソフトウェアパッケージが複数のコンポーネントで構成される場合があります。このとき、一部のコンポーネントのインストールが成功し、残りのコンポーネントのインストールが失敗に終わる可能性があります。たとえば、特定のCPKのインストール要件を満たしていないサーバでは、そのCPKは適切にアップグレードされません。
ZENworks Desktop Managementのアップグレードを行ったプラットフォームごとに、次のセクションの作業を実行します:
NetWareサーバのメインコンソールのプロンプトで、次のコマンドを入力します。
zfdversion
zfdversionコマンドを実行すると、ZENworks .jarファイルとその日付の一覧が次のファイルに書き込まれます。
volume:\zenworks\zfdversion.log
現在のZENworks Desktop Managementのバージョン情報を表示します。
バージョン7に正常にアップグレードされている場合は、次のように表示されるはずです。
ZENworks Desktop Management - 7
バージョンが正しくない場合は、アップグレードCPKを再適用します。正しければ、このプラットフォームは完了です。