次の表で説明するように、レポート機能の設定は、生成するレポートの種類によって異なります。この表の後に、レポート機能を設定するための手順を示します。
重要: レポート機能が正しく動作するのは、最低でも128MBのRAMを搭載したWindowsコンピュータでConsoleOneを実行する場合だけです。NetWare、Linux、SolarisまたはTru64でConsoleOneを実行しているときには、レポート機能は動作しません。レポート生成の対象となるeDirectoryツリーには、レポートカタログファイルをインストールできるNetWareボリュームが含まれている必要があります。eDirectoryツリーにNetWareサーバが含まれていない場合は、ConsoleOneでレポート機能を設定することはできません。
生成するレポート | 設定手順 |
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最小限のカスタマイズを施したNovell定義eDirectoryレポート |
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他の製品(ZENworksなど)に用意されているレポート |
レポートが用意されている製品のマニュアルを参照してください。 |
ゼロから設計した独自のレポート |
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eDirectoryツリーの任意の場所をクリックします。
[ツール]>[インストール]の順にクリックします。
ウィザードの指示に従ってインストールを完了します。
2番目の画面で[レポートサービス]を選択します。ウィザードの各段階で、[ヘルプ]が利用できます。
レポートカタログオブジェクトを配置するコンテナを選択します。
ヒント: レポートカタログオブジェクトを配置するコンテナはいくつでも選択できます。これにより、さまざまな組織または部署が独自にレポート機能を設定できます。
[ツール]>[Novell定義レポートのインストール]の順にクリックします。
インストールするレポートカタログと、それに関連付けられたカタログファイルの格納場所を選択します。
Novell定義レポートカタログについては、用意されているレポートを参照してください。
カタログファイルの格納場所を選択する方法の詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。
[インストール]をクリックします。
ConsoleOneがWindowsコンピュータ上にローカルでインストールされていない場合は、Windowsのエクスプローラで、ConsoleOneがインストールされているリモートサーバボリュームを表すマップまたは共有ドライブを検索します。
ConsoleOneがローカルでインストールされている場合は、この手順をスキップします。
ConsoleOneがインストールされているフォルダを参照します。
デフォルトでは、次のフォルダになります。
Windows |
C:\NOVELL\CONSOLEONE\1.2 |
NetWare |
SYS:PUBLIC\MGMT\CONSOLEONE\1.2 |
\REPORTING\BINサブフォルダにあるODBC.EXEをダブルクリックします。
ウィザードの指示に従ってインストールを完了します。
Windowsコントロールパネルで、[ODBC]アイコンをダブルクリックします。
[ユーザーDSN]タブで、[追加]をクリックします。使用するODBCドライバを選択し、[完了]をクリックします。
データソースとしてeDirectoryを使用する場合は、[Novell ODBC Driver for NDS]を選択します。Novell定義eDirectoryレポートカタログには、このODBCドライバが必要です。
データソースセットアップ用ダイアログボックスで、データソース名と、自分のレポート生成システムで必要なその他の情報を入力し、[OK]をクリックします。
データソース名は、レポートカタログに指定されているデータソースと一致している必要があります。Novell定義eDirectoryレポートカタログの場合は、ダイアログボックスでデータソース名として「NDSレポーティング」と入力し、他のフィールドには何も入力しません(Novell定義NDSレポートカタログでは、他のフィールドは無視されます)。
[OK]をクリックします。