独自のレポートを設計するには、一般的なレポート機能を設定し(レポート機能の設定を参照)、レポートの設計に使用するConsoleOneにJReport Designer(別売り)を追加しておく必要があります。これらの作業が済めば、独自のレポートカタログとレポートフォームを作成できます。
ConsoleOneがインストールされたWindowsコンピュータまたはConsoleOneがインストールされたNetWareサーバにマップされたドライブのあるWindowsコンピュータ上で、Webブラウザを起動し、Novell(R) Software Downloadsのページまたは無償製品のダウンロードにアクセスします。
JReport Designerへのリンクを探し、クリックします。
Jinfonet Webサイトで、JReport Designer for Novell Reporting Servicesというパッケージをダウンロードします。このパッケージは、JReport DesignerツールをConsoleOneと統合するためのものです。JReport Designerリンクを見つけることができない場合は、後でもう一度ConsoleOneサイトを調べてください。このガイドの作成時点では、JReport Designerを入手できる日程は決まっていません。
Jinfonet Webサイトの指示に従って、JReport Designer for Novell Reporting Servicesセットアッププログラム(DESIGNER.EXEまたはSETUP.EXE)をダウンロードし、実行します。
セットアッププログラムの指示に従ってセットアップを完了します。インストール先のディレクトリを指定するように求められたら、ConsoleOneのインストール先を選択します。
デフォルトでは、次のフォルダになります。
ローカルドライブ |
C:\NOVELL\CONSOLEONE\1.2 |
ネットワークドライブ |
SYS:PUBLIC\MGMT\CONSOLEONE\1.2 |
レポートカタログオブジェクトを作成するコンテナを右クリックし、[新規作成]>[オブジェクト]の順にクリックします。
[クラス]で、レポートカタログを選択し、[OK]をクリックします。
[名前]に、新規のレポートカタログオブジェクトの名前を入力します。
eDirectory命名規定に従って正確に名前を入力します(詳細については、『Novell eDirectory管理ガイド』の「命名規定」を参照してください)。
例: 独自のXYZレポート
レポートカタログに関連付けられたファイルの格納場所を選択し、レポートカタログで使用するデータソースを選択します。
詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。
[OK]をクリックします。
[テーブルの追加]ダイアログボックスで、レポートフォームから問い合わせるデータベーステーブルを選択し、[追加]をクリックします。
必要に応じてこの操作を繰り返します。
データソースとしてNovell定義NDSレポーティングを使用している場合は、ほとんどのデータベーステーブルがeDirectoryオブジェクトクラスに対応しています。
[テーブルの追加]ダイアログボックスの[完了]をクリックします。
次に説明する手順に従って、カタログのレポートフォームを作成します。
レポートフォームが含まれている(または含まれることになる)レポートカタログオブジェクトを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[フォーム]ページで、目的のレポートフォームを作成または変更します。
詳細については、[ヘルプ]をクリックしてください。
[フォーム]ページで[新規]または[開く]をクリックすると、JReport Designerが起動します。このツールの使用方法については、JReport User's Guideまたはhttp://support-j.novell.co.jp (日本語サイト)を参照してください。