第13章

J2EEウィザード

プロジェクトの開発を高速化するには、標準のJ2EEコンポーネントや他のJavaクラスを作成する場合に次のウィザードを使用します。

これらのウィザードにアクセスするには、メニューから[ファイル]>[新規]>[ファイル]の順に選択します。

 
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EJBウィザード

EJBウィザードを使用して、EJB1.1エンティティBeanとセッションBean、またはEJB2.0エンティティBean、セッションBean、およびメッセージBeanを作成します。 続く節では次の内容について説明します。

 
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EJBウィザードについて

EJBウィザードは、次の内容を提供することによってEJBの開発を高速化できます。

EJBウィザードを使用してEJBを作成した後は、ナビゲーションペインの[プロジェクト]タブからJavaソースファイルを開くことによって、JavaエディタでEJBを修正できます。

 
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EJBウィザードの起動

Procedure EJBウィザードを起動する

  1. [ファイル]>[新規]>[ファイル]の順に選択します。

  2. [一般]タブの[詳細]セクションで[EJB]を選択して、[OK]をクリックします (または、[EJB]をダブルクリックします)。

  3. 生成するBeanのタイプに応じて手順は異なります。詳細については、パネルシーケンスを参照してください。

 
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パネルシーケンス

この節では、EJBウィザードで入力が必要なパネルのリストを、作成するBeanのタイプに応じて示します。 リンクをクリックすると、パネルの入力方法に関する詳細な情報が表示されます。

作成する内容

パネルの入力手順

ステートフルまたはステートレスセッションBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JAR設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. メソッドの指定

  7. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  8. EJBの完了

メッセージ駆動型Bean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JAR設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. メソッドの指定

  7. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  8. EJBの完了

BMPエンティティBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JAR設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

    または

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. 持続的(データ)フィールドの指定

  7. プライマリキーフィールドの指定

  8. getメソッドおよびsetメソッドが必要なフィールドの指定

  9. create()メソッドの指定

  10. find()メソッドの指定

  11. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  12. リソース参照の指定

  13. EJBの完了

A 1.x CMPエンティティBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JAR設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

    または

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. 持続的(データ)フィールドの指定

  7. プライマリキーフィールドの指定

  8. getメソッドおよびsetメソッドが必要なフィールドの指定

  9. create()メソッドの指定

  10. find()メソッドの指定

  11. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  12. EJBの完了

A 2.x CMPエンティティBean

  1. EJBタイプの指定

  2. EJB JAR設定の指定

  3. プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

  4. EJBソースの指定

    または

  5. EJBクラスおよびインタフェース名の指定

  6. 持続的(データ)フィールドの指定

  7. プライマリキーフィールドの指定

  8. getメソッドおよびsetメソッドが必要なフィールドの指定

  9. 関係の指定

  10. create()メソッドの指定

  11. find()メソッドの指定

  12. インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

  13. EJBの完了

 
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パネルのリファレンス

この節では、EJBウィザードの各パネルのオプションについて説明します。 次のパネルがあります。

EJBタイプの指定

このパネルでは、作成するEJBのタイプを指定します。

EJBWizardtype

Procedure このパネルに入力する

  1. 次のようにEJBタイプを指定します。

    オプション

    操作内容

    エンティティEJB、コンテナ管理の持続性、Version 1.x

    EJB1.1仕様で定義されたコンテナ管理の持続性(CMP)を使用するエンティティBeanをEJBウィザードで作成する場合、このオプションを選択します。

    エンティティEJB、コンテナ管理の持続性、Version 2.x

    EJB2.0仕様で定義されたCMP(コンテナ管理の持続性)を使用するエンティティBeanをEJBウィザードで作成する場合、このオプションを選択します。

    エンティティEJB、bean管理の持続性

    BMP(Bean管理の持続性)を使用するエンティティBeanをEJBウィザードで作成する場合、このオプションを選択します。

    セッションEJB、ステートレス

    ステートレスセッションBeanをEJBウィザードで作成する場合、このオプションを選択します。

    ステートレスセッションBeanは各メソッドコールの完了後にインスタンスプールに解放されます。このため、クライアントがそれ以降のメソッドコールで同じインスタンスを使用するとは保証されていません。

    セッションEJB、ステートフル

    ステートフルセッションBeanをEJBウィザードで作成する場合、このオプションを選択します。

    ステートフルセッションBeanは、そのBeanを作成したクライアントセッションにバインドされるため、そのクライアントセッションに関連付けられている値を維持するために使用できます。

    メッセージ駆動型EJB

    メッセージ駆動型BeanをEJBウィザードで作成する場合、このオプションを選択します。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

EJB JAR設定の指定

このパネルでは、ウィザードでEJB JARを1つ作成するか、またはEJB JARとEJBクライアントJARを1つずつ作成するかを指定します。

EJBWizardJARConfig

Procedure このパネルに入力する

  1. 次のようにEJB JAR設定を指定します。

    オプション

    操作内容

    個別のEJBクライアントとEJB JARでクラスを作成する

    ウィザードで次の2つのJARを使用する場合は、このオプションを選択します。

    • EJB JAR - Bean実装クラス、実装にプライベートなユーティリティクラス、およびMETA-INFディレクトリの展開記述子が含まれています。

    • EJBクライアントJAR - EJBホームインタフェースとEJBリモートインタフェース、プライマリキークラス、およびEJBを使用するためにクライアントが必要とするユーティリティクラスが含まれます。 EJBクライアントJARはプレーンなアーカイブファイルで、展開記述子は含まれていません。 ヘルパーEJBのように、EJB JARで他のEJBによって使用されていてもクライアントによって使用されていないEJBがある場合は、ヘルパーEJBのホームインタフェースおよびリモートインタフェースはEJBクライアントJARに配置しないでください。

    単一のEJB JARでクラスを作成する

    EJBのクラスおよびインタフェースをすべて含む単一のEJB JARをウィザードで使用する場合は、このオプションを選択します。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

プロジェクトでのEJB JARとEJBクライアントJARの関係   EJBクライアントJARプロジェクトはそのEJB JARプロジェクトと同等であり、EJB JARプロジェクトのサブプロジェクトではありません。 EJB JARとEJBクライアントJARは次のようにリンクされています。

EJB JARをサブプロジェクトとして作成した場合は、そのEJBクライアントJARも同じペアレントプロジェクトのサブプロジェクトになります。 EJBクライアントJARのプロジェクトの場所、アーカイブの場所、およびサブプロジェクトのステータスはEJB JARと同じになり、EJB JARと同じペアレントアーカイブに含まれます。

プロジェクト、パッケージ、およびディレクトリの指定

このパネルは、ウィザードによって生成されたEJBファイルを保存するプロジェクトの場所(プロジェクト、ディレクトリ、パッケージ)の詳細を指定するために使用します。

「EJB JARおよびEJBクライアントJARの両方」を使用するように選択した場合は、次のようなパネルで、EJBクライアントJARのプロジェクト、パッケージ、ディレクトリに関する情報を入力するように求められます。

EJBWizardprojpackdir

Procedure このパネルに入力する

  1. EJBウィザードのこのパネルの上部で、プロジェクトの関連付けに関する次の3つのオプションのうち1つを指定します。

    オプション

    操作内容

    開いているEJB JARプロジェクトに追加

    現在1つまたは複数のEJBプロジェクトを開いている場合は、ドロップダウンリストからプロジェクトの1つを選択してEJBを追加できます。 EJBを関連付けるプロジェクトが現在開いていない場合は、EJBウィザードを起動する「前に」ターゲットプロジェクトを開く必要があります。

    EJBプロジェクトがEJB1.1プロジェクトとして定義されている場合は、EJB2.0の機能を使用するEJBは追加できません(この場合、EJB2.0の機能を使用するEJBは、ウィザードで追加できなくなります)。

    プロジェクトの作成

    [プロジェクトの作成]をクリックして、新規プロジェクトウィザードを起動します。

    新規EJBプロジェクトを作成すると、EJB1.1またはEJB2.0プロジェクトのいずれかを指定するように求められます。 EJB1.1 BeanをEJB2.0プロジェクトに追加することはできますが、その逆はできません。

    For more information    詳細については、プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成を参照してください。

    プロジェクトなし -- ファイルをディスクに書き込む

    EJBをプロジェクトに関連付けない場合でも、ウィザードを使用してファイルシステムの非プロジェクトディレクトリにクラスを作成できます。

  2. EJBウィザードのこのパネルの下部で、次の内容を指定します。

    オプション

    操作内容

    基本ディレクトリ

    EJBプロジェクトを指定した場合は、プロジェクトディレクトリがデフォルトの基本ディレクトリになります。 それ以外の場合、このフィールドは空になります([参照]をクリックしてファイルシステムの場所を指定します)。

    パッケージ

    EJBのパッケージ名を指定します。 これは「必須」です。

    ファイルディレクトリ

    EJBソースファイルの場所を指定するために[基本ディレクトリ]と[パッケージ]の内容が結合され、[ファイルディレクトリ]に表示されます。

    このディレクトリは、Beanソースファイル、ホームインタフェース、およびリモートインタフェースが作成されるファイルシステムの場所になります。

  3. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

EJBソースの指定

このパネルでは、ウィザードでEJBソースを新規作成するか、既存のソースファイルから作成するか、または(エンティティBeanの場合)データベーステーブルから作成するかを指定します。

EJBWizardSource

Procedure このパネルに入力する

  1. 次のオプションの1つを使用します。

    オプション

    操作内容

    最初からEJBを作成する

    EJBを新規作成する場合は、このオプションを選択します。

    データベーステーブルからEJBを作成する

    特定のデータベーステーブルのフィールドに基づくフィールドを持つエンティティBeanを作成する場合は、このオプションを選択します。

    既存のJavaクラスまたはインタフェースからEJBを作成する

    既存のEJBクラスまたはインタフェースのプロパティを、作成するEJBの開始点として使用する場合は、このオプションを選択します。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

ソースデータベースの指定

このパネルは、ウィザードがデータベースに接続するのに必要な情報を指定するために使用します。 データベースに接続すると、ウィザードがデータベーステーブルのリストを取得できるため、エンティティBeanの基礎となるデータベーステーブルを選択できます。

EJBWizardFromTable

Procedure このパネルに入力する

  1. 次の内容を指定します。

    オプション

    操作内容

    データベース

    ドロップダウンリストボックスからデータベースプロファイルを選択します。 ドロップダウンに何も表示されない場合や、既存のプロファイルが不適切な場合は、[新規]をクリックしてデータベースプロファイルを作成する必要があります(またはウィザードを終了して[ツール]>[プロファイル]の順に選択し、[データベース]タブをクリックします)。

    [次へ]をクリックしてこのパネルの入力を完了すると、データベースへのクライアント接続が確立されます。 このため、データベースプロファイルで指定されたデータベースドライバをexteNd Directorの開発環境で使用できる必要があります。

    For more information    データベースプロファイルとドライバの設定要件の詳細については、データベースプロファイルを参照してください。

    [データベースのユーザ名]および[データベースのパスワード]

    指定したデータベースに直接接続するために使用するユーザ名とパスワードを入力します。 ウィザードがデータベースのメタデータにアクセスできるように、このユーザ名とパスワードの組み合わせでデータベースのシステムテーブルにアクセスできる必要があります。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

データベーステーブルの選択

このパネルでは、データベーステーブルのリストが表示されます。 エンティティBeanの基礎として使用するデータベーステーブルを選択できます。

EJBWizardChooseTable

Procedure このパネルに入力する

  1. 次の2つのオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    [カタログ]/[作成者]/[スキーマ]

    エンティティBeanに使用するデータベーステーブルが含まれたカタログ/作成者/スキーマを選択します。

    テーブル

    エンティティBeanに含めるフィールドを持つデータベーステーブルを選択します。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

ソースクラスまたはインタフェースの指定

このパネルでは、ウィザードがEJBの基礎として使用する既存のJavaクラスまたはインタフェースを選択します。

EJBWizardFromExistingFile

Procedure このパネルに入力する

  1. 次の内容を指定します。

    オプション

    操作内容

    既存のファイル

    [参照]をクリックして、EJBの開始ポイントとして使用するリモートインタフェースまたはEJBクラスを見つけます。

    指定するファイルは、Bean実装のクラスファイル、またはリモートインタフェースとして「のみ」使用できます。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

EJBクラスおよびインタフェース名の指定

このパネルでは、ウィザードが生成するEJBクラスおよびインタフェースの名前を指定します。

ウィザードがEJBに名前を付ける方法   EJBウィザードは、このウィザードパネルで指定する「ベース」名に基づいて、EJBの実装クラスとインタフェースの名前を生成します。 EJBウィザードは、次のルールに従ってEJBコンポーネントに名前を付けます。

EJBコンポーネント

命名規則

Beanクラス

ベース名の前にEB、SB、またはMBを、後にBeanを追加します。

SBCalculatorBean

リモートインタフェース

ベース名の前にEBまたはSBを追加します。

SBCalculator

ホームインタフェース

ベース名の前にEBまたはSBを、後にHomeを追加します。

SBCalculatorHome

ローカルインタフェース

(EJB2.xのみ)

ベース名の前にEBまたはSBを、後にLocalを追加します。

SBCalculatorLocal

ローカルホームインタフェース

(EJB2.xのみ)

ベース名の前にEBまたはSBを、後にLocalHomeを追加します。

SBCalculatorLocalHome

プライマリキークラス

(エンティティBeanのみ)

ベース名の前にEBを、後にPKを追加します。

EBCustomerPK

EJBWizardNames

Procedure このパネルに入力する

  1. EJBウィザードのこのパネルの上部で、次のコンポーネントの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    ベース名

    EJBクラスとインタフェースに対して有効な名前を指定します。 この名前は、他のEJBコンポーネントの名前の作成に使用されます。

    データベーステーブルに基づいてエンティティBeanを作成している場合、ウィザードは、データベーステーブル名に対してこれらの名前をベース名としてデフォルト設定し、ウィザードがEJBに名前を付ける方法で定義されているルールを適用します。

    論理EJBの名前

    デフォルトをそのまま使用するか、有効な名前を入力します。

    この名前は次の場所で使用されます。

    • ウィザードによって生成されるコードのコメント

    • 展開記述子の<ejb-name>要素(開いているプロジェクトのスコープ内で使用される場合)

    実装クラス

    デフォルトをそのまま使用するか、有効なJavaクラス名を指定します。

    プライマリキークラスを作成する

    EJBウィザードでプライマリキークラスを別個に作成する場合、オンにします。

    プライマリキークラス

    デフォルトをそのまま使用するか、有効なJavaクラス名を指定します。

  2. CMP 2.xを使用するエンティティBeanまたはセッションBeanを作成している場合は、このパネルの下部にあるラジオボタンを選択してウィザードで生成するインタフェースのセットを指定するよう求められます。

  3. インタフェースのセットのデフォルト名をそのまま使用するか、有効なJava名を指定します。

  4. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

メソッドの指定

このパネルでは、Bean実装クラス、およびリモートインタフェースまたはローカルインタフェース、あるいはその両方にウィザードが追加するメソッドを指定します。 EJBのクライアントは、リモートインタフェースまたはローカルインタフェース、あるいはその両方のメソッドをコールすることができます。

EJBWizardMethods

Procedure このパネルに入力する

  1. EJBウィザードのこのパネルで[追加]をクリックし、メソッドの詳細を1つずつ指定します。

    オプション

    操作内容

    メソッド名

    有効なメソッド名を指定します。

    スコープ

    メソッドが外部クライアントからも使用できるように、この値はパブリックである必要があります。非パブリックメソッドを指定するには、Javaエディタを使用してください。

    戻り値タイプ

    メソッドの戻り値タイプを選択します。

    パラメータ

    [追加]をクリックして、パラメータに次の値を指定します。

    • [タイプ] - パラメータのデータタイプを指定します。

    • [名前] - パラメータに対して有効な名前を指定します。

    例外

    [追加]をクリックして、このメソッドによってスローされる例外を指定します。

    java.rmi.RemoteExceptionはリモートインタフェースにデフォルトで追加されるため、追加する必要はありません。

  2. [OK]をクリックしてメソッドを作成します。

  3. これらの手順を繰り返して他のメソッドを作成するか、または[次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

持続的(データ)フィールドの指定

このパネルでは、CMPエンティティBeanの持続的フィールドやBMPエンティティBeanのデータフィールドを指定します。 データベーステーブルに基づいてBeanを作成した場合、このパネルはすでに入力されています。 それ以外の場合は、[追加]ボタンを使用して必要なフィールドを追加する必要があります。

注記:   EJB2.0仕様ではCMPフィールド名を小文字で始める必要があります。 大文字で始まるフィールド名(Customerなど)や、すべて大文字のフィールド名(CUSTOMERなど)が含まれるテーブルに基づいてエンティティBeanを作成した場合、仕様に準拠するために小文字の変数名が生成されます。 BMP Beanの名前は変更されません。これは、EJB2.0仕様ではBMP Beanの名前を小文字で始めるよう要求されていないためです。

EJBWizardPersistentFields

Procedure このパネルに入力する

  1. 次の内容を指定します。

    オプション

    操作内容

    持続的フィールド

    コンテナによる管理が必要なフィールドがリストにある場合は、[コンテナ管理]カラムのチェックボックスがオンになっていることを確認してください。

    [すべてチェック]ボタンと[すべて解除]ボタン、および[追加]ボタンと[削除]ボタンを使用してコンテナ管理のデータフィールドのリストを管理します。

    エンティティBeanが合成キーを持つ場合は、[上へ]ボタンと[下へ]ボタンを使用して、フィールドを適切な位置へ移動します。

    コンテナ管理のフィールドは展開記述子にリストされ、展開時にデータベースフィールドにマップできます。

    タイプ

    新規フィールドを追加するときにJavaデータタイプを入力します。 データタイプは、フィールドのJDBCタイプに対応するJavaタイプにする必要があります。 データタイプのリストについては、javadocでjava.sql.Typesを参照してください。

    コンテナ管理

    必要に応じてフィールドをオンまたはオフにします。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

プライマリキーフィールドの指定

このパネルでは、エンティティBeanのプライマリキーを構成するフィールドを指定します。

EJBWizardPrimaryKey

Procedure このパネルに入力する

  1. プライマリキーフィールドを構成する次の各フィールドの情報を指定します。

    オプション

    操作内容

    フィールド

    カーソルをフィールドに移動します。

    プライマリキー

    EJBクラスおよびインタフェース名の指定で説明されているウィザードパネルの[プライマリキークラスを作成する]チェックボックスの状態によって、操作内容は異なります。

    • [プライマリキークラスを作成する]チェックボックスをオンにした場合、ウィザードが生成するプライマリキークラスに含める1つまたは複数のフィールドをオンにすることができます。

      • プライマリキーに単一のフィールドを選択した場合、次に説明されているウィザードパネル下部の[この単一のフィールドを...]チェックボックスもオンにする必要があります。

    • [プライマリキークラスを作成する]チェックボックスをオンに「しなかった」場合、次の「いずれか」を実行できます。

      • プライマリキーに単一のフィールドを選択します。 次に説明されているウィザードパネルの下部の[この単一のフィールドを...]チェックボックスもオンにする必要があります。

      • プライマリキーフィールドの選択をすべてオフにします。 java.lang.Objectタイプのプライマリキークラスを使用するコードが生成されます。展開時にプライマリキークラスのタイプを指定する必要があります。

    この単一のフィールドを直接プライマリキーとして使用する

    ウィザードがプライマリキーとして使用する単一のフィールドを選択した場合は、このチェックボックスをオンにします。

    フィールドは、java.lang.Integerなど、プリミティブタイプのStringクラスまたはラッパクラスである必要があります。 ラッパクラスタイプが展開記述子の<prim-key-class>要素に含まれ、プライマリキーフィールド名が<primkey-field>要素に含まれるようにコードが生成されます。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

getメソッドおよびsetメソッドが必要なフィールドの指定

このパネルでは、ウィザードがアクセッサ(getおよびset)メソッドを生成するフィールドを指定します。

EJBWizardAccessorMethods

Procedure このパネルに入力する

  1. getメソッドまたはsetメソッドが必要な各フィールドの情報を次のように指定します。

    オプション

    操作内容

    フィールド

    カーソルをフィールドに移動します。

    Getメソッド

    このデータフィールドのgetメソッドをウィザードで生成する(オンの場合)かどうかを指定します。

    エンティティBeanがこのデータフィールドに対して何らかの読み込み専用データアクセスや読み書きデータアクセスを行う場合は、ウィザードでgetメソッドを生成するように設定する必要があります。

    Setメソッド

    このデータフィールドのsetメソッドをウィザードで生成する(オンの場合)かどうかを指定します。

    エンティティBeanがこのデータフィールドに対して更新を行う場合は、ウィザードでsetメソッドを生成するように設定する必要があります。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

create()メソッドの指定

このパネルでは、ウィザードが生成するcreate()メソッドを指定します。

EJBWizardCreateMethods

Procedure このパネルに入力する

  1. [追加]をクリックして新規create()メソッドを定義します。

    または

    既存のcreate()メソッドをハイライト表示して、[編集]をクリックします。

    [createメソッドの詳細]パネルが表示されます。

  2. [createメソッドの詳細]パネルで次の内容を指定します。

    オプション

    操作内容

    フィールド

    カーソルをフィールドに移動し、EJBウィザードが生成するcreate()メソッドに含めるフィールドをオンまたはオフにします。

    委任しない -- このcreateメソッドのコードを生成する

    Bean管理のエンティティBeanにのみ適用されます。

    チェックボックスがオンになっているフィールドを使用して、EJBウィザードでこのcreate()メソッドのスケルトンコードを生成する場合は、このラジオボタンをオンにします。

    別のcreateメソッドに委任する

    Bean管理のエンティティBeanにのみ適用されます。

    EJBウィザードでこのcreate()メソッドのスケルトンコードを生成しない場合は、このラジオボタンをオンにし、代わりにドロップダウンからコールするメソッドを選択します。

  3. [OK]をクリックしてcreate()メソッドのパネルに戻ります。

  4. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

関係の指定

このパネルでは、EJB展開記述子の<relationships>ノードの値を指定します。 関係は、コンテナ管理の持続性を持つ2つのエンティティBeanの間に存在します。 ただし、EJBウィザードを使用する場合は、一度に1つずつBeanを作成することになるため、現在作成しているBeanの<relationship>ノードのエントリしか定義できません。 現在のBeanから既存のBeanや未定義のBeanへの関係を定義できます。 関係するBeanに対しては、後で付ける名前を使用するか、デフォルト名のEBUnspecifiedを使用できます。 EBUnspecifiedを使用すると、展開記述子に不完全な関係ノードが生成されます。

関係は双方向または一方向に定義できます。

双方向および一方向の関係を定義する方法   双方向の関係では、各Beanが関係内の他方のBeanを認識します。 各Beanには、他のBeanの関係フィールドにアクセスするメソッドがあります。 これらのアクセッサメソッドは、関係する両方のBeanの関係フィールドを定義するときにウィザードで生成できます。 関係フィールドは。ウィザードでCMRフィールド名として表されます。

一方向の関係では、関係内の一方のBeanだけが他方のBeanを認識します。 一方向の関係の例として、lineitemとproductの間の関係があります。 lineitemはproductを認識している必要がありますが、productはlineitemを認識していません。 一方向の関係では、lineitem Beanに対して関係フィールド(CMRフィールド名)を定義しますが、productには定義しません。

Beanの関係の編集   ウィザードで関係を編集できるのは、関係が展開記述子にリストされており不完全とみなされ、次の条件を満たしている場合のみです。

EJBWizardRelationship

Procedure このパネルに入力する

  1. 関係を追加するには、[追加]を選択します。

  2. 関係を編集または削除するには、関係をハイライト表示して、適切なアクションのボタンを選択します。

[関係の詳細]パネル   双方向関係の片方のBeanや、一方向関係で他のBeanを認識するBeanの場合、ウィザードでは、アクセッサメソッドを生成するために次の要素が必要です。

他の情報はすべて展開記述子エディタを使用して後で入力できます。

EJBWizardRelationshipDetail

Procedure このパネルに入力する

  1. 次の内容を指定します。

    オプション

    操作内容

    関係名

    作成している関係を識別する固有の名前を入力します。

    この名前は展開記述子の<ejb-relation-name>要素に対応します。 この要素は展開記述子やウィザードでは必須ではありません。

    各関係に対して、2つのBeanを指定する必要があります。

    関係の役割1

    重複度

    現在のBean(作成しているBean)から関係するBeanへの関係の基数を入力します。[1]か[多]のいずれかを選択します。

    これは展開記述子の<multiplicity>要素に対応します。

    EJB名

    Beanの名前を入力します。 ここで入力するBeanの名前は、常に、展開記述子のenterprise-beanセクションにある<ejb-name>要素と一致している必要があります。

    このエントリは、展開記述子にある<relationship-role-source>要素の<ejb-name>要素に追加されます。

    連鎖削除

    関係するBeanが削除されたときに現在のBeanを削除する場合は、このボックスをオンにします。

    関係するBeanの重複度が[1]に設定されている場合にのみ使用できます。

    これは展開記述子の<cascade-delete>要素に対応します。

    CMRフィールド名

    このBeanが双方向関係に含まれている場合や一方向の関係に含まれていて関係するBeanを認識している場合、小文字で始まる名前を入力します。

    ウィザードは、この名前を使用して関係するBeanにアクセスするためのメソッドを生成します。 この名前は展開記述子のcmr-fieldノードの<cmr-field-name>要素に対応します。

    アクセスメソッド

    cmr-fieldを指定した場合、setメソッドまたはgetメソッド、あるいはその両方を作成する必要があります。 それ以外の場合、アクセッサメソッドは必要ありません。

    戻り値/パラメータタイプ

    戻り値タイプは関係するBeanのローカルインタフェース、またはjava.util.Collectionタイプでなければなりません(関係するBeanの重複度によって異なります)。

    関係の役割2

    重複度

    作成しているBeanに関係するBeanの関係の基数を入力します。 [1]または[多]のいずれかを選択します。

    EJB名

    Beanの名前を入力します。

    この名前は展開記述子のenterprise-beanセクションにある<ejb-name>要素と一致している必要があります(要素はまだ存在していない場合もあります)。

    連鎖削除

    現在のBeanが削除された場合にこのBeanも削除する場合は、このチェックボックスをオンにします。

    CMRフィールド名

    このBeanが双方向関係に含まれている場合や、一方向の関係に含まれていて現在のBeanを認識する場合、小文字で始まる名前を入力します。

    ウィザードは、この名前を使用して、関係するBeanにアクセスするためのメソッドを生成します。 この名前は展開記述子のcmr-fieldノードの<cmr-field-name>要素に対応します。

  2. [OK]をクリックして関係のパネルに戻ります。

  3. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

find()メソッドの指定

このパネルでは、Beanのファインダーメソッドを定義します。

EJBWizardFindMethods

Procedure このパネルに入力する

  1. EJBウィザードのこのパネルで[追加]をクリックして新規find()メソッドを定義します。

    または

    既存のfind()メソッドを強調表示して、[編集]をクリックします。

    [検索メソッドの詳細]パネルが表示されます。

  2. [検索メソッドの詳細]パネルで次の内容を指定します。

    オプション

    操作内容

    メソッド名

    有効なJavaメソッド名を指定します。

    返される値

    返されるJavaタイプに関連するラジオボタンをクリックします。

    メソッドパラメータ

    [追加]をクリックして[タイプ]および[名前]テキストボックスを有効にし、次の操作を実行します。

    • パラメータのJavaデータタイプを指定します。

    • 有効なJavaパラメータ名を指定します。

  3. [OK]をクリックしてfind()メソッドのパネルに戻ります。

  4. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

インポートする追加のクラスまたはパッケージの指定

このパネルは、ウィザードでimportステートメントを生成する他のクラスやパッケージを指定するために使用します。 デフォルトでは、ウィザードはパッケージをインポートしません。

EJBWizardImports

Procedure このパネルに入力する

  1. [追加]をクリックして、インポートするクラスまたはパッケージを指定します。

  2. テキストフィールドにJavaクラスの完全修飾パス名または完全なパッケージ名を入力します。

  3. 追加のクラスまたはパッケージの追加や削除が終わったら、[次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

リソース参照の指定

このパネルでは、Beanのソースコード、接続ファクトリクラス、および認証のタイプでデータベーステーブル名の代わりに使用するリソース参照を指定します。

EJBWizardBMP

Procedure このパネルに入力する

  1. 次の内容を指定します。

    オプション

    操作内容

    データベースリソースの参照名

    JNDI環境に配置され、名前が付けられたリソースを取得する場合に検索される名前を指定します。

    EJB仕様では、この名前の前にjdbc/を付けることが推奨されています。たとえば、次のようになります。

      jdbc/MyDataSource
    

    展開担当者は、後でこの参照を適切なデータベースにマップします。

    接続ファクトリクラス

    (リソースではなく)ファクトリのJavaタイプを指定します。

    データベース認証

    何がリソースへのログインを実行するかを指定します。

    • [コンテナ]を指定すると、コンテナがリソースマネージャにログインしてリソースファクトリを取得します。

    • [アプリケーション]を指定すると、EJB内のコードがリソースマネージャへプログラム的にログインします。

  2. [次へ]をクリックして続行します。

パネルシーケンスに戻ります。

EJBの完了

このパネルでは、生成されるクラスおよびインタフェースがすべて表示されます。 必要な内容がすべて指定されていることを入念に確認してください。 間違いがあった場合は、[戻る]ボタンをクリックして該当するパネルに戻り、適切に変更できます。

EJBWizardCompleted

Procedure EJBを完成させる

  1. [概要]パネルの値を確認して、すべて正しく指定されていることを確かめてから、[完了]をクリックします。

  2. ウィザードによるEJBの作成が完了したことを知らせるメッセージが[概要]パネルに表示されたら、[OK]をクリックします。

    EJBの実装クラスとインタフェースが開かれ、Javaエディタで編集できるようになります。

パネルシーケンスに戻ります。

 
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JSPウィザード

JSPウィザードを使用して、JSPページを作成します。続く節では、次の内容について説明します。

 
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JSPウィザードについて

JSPウィザードを使用すると、JSPページにさまざまな属性を指定したり、開いているプロジェクトにJSPページを追加したりする作業を簡単に進めることができます。

 
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JSPウィザードの起動

Procedure JSPウィザードを起動する

  1. [ファイル]>[新規]>[ファイル]の順に選択します。

  2. [一般]タブで[JSP]を選択して、[OK]をクリックします (または[JSP]をダブルクリックします)。

  3. 次のJSPページ名と他のオプションの指定の説明に従って作業を続けます。

 
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JSPページ名と他のオプションの指定

Procedure JSPページ名と他のオプションを指定する

  1. JSPウィザードの最初のパネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    JSP名

    JSPページの名前を指定します。 拡張子.JSPを指定する必要はありません。

    ページタイトル

    JSPページのタイトルのテキストを指定します。

    <title>text</title>として生成されます。

    コンテンツタイプ

    JSPページによって生成される応答のMIMEタイプを指定します。 表示されるリストから選択します。

    デフォルトはHTMLです。

    ページディレクティブのcontentType属性として生成されます。

    テンプレート

    デフォルト以外のコード生成テンプレートを使用する場合、テンプレートを指定します。 exteNd製品の設定によっては、複数のテンプレートを選択できます(これにより、ニーズに合わせてクラスの生成を調整できます)。

    セッションを使用する

    JSPページがセッション管理に参加するか(つまりセッションの一部になるか)どうかを指定します。

    ページディレクティブのsession属性として生成されます。

    スレッドセーフ

    サーブレットにコンパイルされたJSPページが複数の同時要求に応答できるかどうかを指定します。 応答できるように設定しない場合は、チェックボックスをオフにします。

    ページディレクティブのisThreadSafe属性として生成されます。

    フォームベースのページ

    JSPページ上に単純なHTMLフォームを生成するかどうかを指定します(HTMLページやXHTMLページを生成している場合にのみ有効になります)。

    エラーページを作成する

    このJSPページに対してエラーページを生成するかどうかを指定します(HTMLページやXHTMLページを生成している場合にのみ有効になります)。 エラーページは、サーバがJSPページを処理しているときに捕捉されないエラーが発生した場合に表示されます。

    ページディレクティブのerrorPage属性として生成されます。

    インポート値を指定する

    パッケージ名を明示的に指定しなくてもJSPページでクラスを参照できるように、インポートするJavaクラスとパッケージを指定するかどうかを指定します。 このオプションを選択すると、ウィザードに追加のパネルが表示され、クラスとパッケージを指定できます。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. JSPウィザードのこのパネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    開いているWARプロジェクトに追加

    現在1つまたは複数のWebアーカイブ(WAR)プロジェクトを開いている場合は、リストからプロジェクトの1つを選択してJSPページを追加できます。

    プロジェクトの作成

    WARプロジェクトを開いていない状態でJSPページをWARプロジェクトに関連付ける場合は、[プロジェクトの作成]をクリックして新規プロジェクトウィザードを起動します。

    For more information    詳細については、プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成を参照してください。

    プロジェクトなし ― ファイルをディスクに書き込む

    JSPページをプロジェクトに関連付けない場合は、このオプションを選択します。JSPページがファイルシステムの非プロジェクトディレクトリに作成されます。

    基本ディレクトリ

    WARプロジェクトを指定した場合は、プロジェクトディレクトリのjspsサブディレクトリがデフォルトの基本ディレクトリになります。 それ以外の場合、このフィールドは空になります。

    [参照]をクリックしてファイルシステムの場所を指定します。

    デフォルトの基本ディレクトリに1つまたは複数のサブディレクトリを追加することができます。

    パッケージ

    JSPページを基本ディレクトリのサブディレクトリに配置するため、パッケージ階層を指定します(レベルをピリオドで区切ります)。

    この指定で影響を受けるのは、JSPページが保存されるディレクトリと、JSPページにアクセスするためのデフォルトURLだけです。 JSPページ自体は影響を受けません。

    たとえば、基本ディレクトリがProjectDir/jspsのときにパッケージとしてcom.mycoを指定した場合、JSPページはProjectDir/jsps/com/mycoに作成されます。

    ファイルディレクトリ

    JSPページの場所を指定するため[基本ディレクトリ]と[パッケージ]の内容が結合され、[ファイルディレクトリ]に表示されます。

    ファイルシステム内のこの場所にJSPページが作成されます。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。[基本ディレクトリ]または[パッケージ]、あるいはその両方を変更する必要があります。

    アーカイブのルートにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成するときは、アーカイブのルートにJSPページを配置します(指定したパッケージ構造を考慮に入れてください)。

    次のプレフィックスを使用してアーカイブにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成するときは、プレフィックスで指定されているディレクトリツリーにJSPページを配置します(指定したパッケージ構造を考慮に入れてください)。

    ファイルはアーカイブの次の場所に追加されます

    この前の2つの選択項目で指定したJSPページのアーカイブの場所がこのフィールドに反映されます。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。この前の2つの選択項目を変更する必要があります。

  2. 最初のパネルでインポートの値を指定するように指定した場合は、[次へ]をクリックして次のパネルに進みます。インポートの指定を参照してください。

    それ以外の場合、作業は終了です。[完了]をクリックします。 JSPページの作成が完了したことを知らせるメッセージが最後のウィザードパネルに表示されたら、[OK]をクリックします。結果を参照してください。

 
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インポートの指定

Procedure インポートするクラスとパッケージを指定する

  1. JSPウィザードのこのパネルでは、クラスのパッケージ名を指定しなくてもJSPページでどのクラスを参照するかを指定できます。

    ここで指定したクラスやパッケージは、ページディレクティブのimport属性として生成されます。 このディレクティブは、Javaソースファイルのimportステートメントに対応しています。

    注記:   便宜上、すべてのJSPページに、java.lang、javax.servlet、javax.servlet.http、およびjavax.servlet.jspのパッケージから全クラスが自動的にインポートされます。

    クラスまたはパッケージを追加するには、[追加]をクリックし、クラスまたはパッケージを指定します。 クラスやパッケージはいくつでも追加できます。

  2. [完了]をクリックします。 JSPページの作成が完了したことを知らせるメッセージが最後のウィザードパネルに表示されたら、[OK]をクリックします。結果を参照してください。

 
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結果

JSPページが生成されてJSPエディタに表示されます。 JSPページにエラーページを関連付けるように指定した場合は、同じディレクトリにJSPPageNameErrorPage.jspという名前でエラーページが生成され、JSPページのページディレクティブのerrorPage属性に指定されます。

このオプションを選択した場合は、開いているプロジェクトにJSPページ(および存在する場合はエラーページ)が追加されます。

 
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サーブレットウィザード

サーブレットウィザードを使用してサーブレットJavaクラスファイルを作成します。続く節では、次の内容について説明します。

 
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サーブレットウィザードについて

サーブレットウィザードは、Javaサーブレットソースファイルを作成する自動化されたメカニズムを提供します。 このウィザードは、次のJavaサーブレットクラスの属性を指定するためのオプションを提供します。

サーブレットウィザードを使用してサーブレットを作成した後は、Javaエディタでサーブレットを変更できます。

 
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サーブレットウィザードの起動

Procedure サーブレットウィザードを起動する

  1. [ファイル]>[新規]>[ファイル]の順に選択します。

  2. [一般]タブで[サーブレット]を選択して、[OK]をクリックします (または、[サーブレット]をダブルクリックします)。

  3. 次のクラス名と他のサーブレットオプションの指定の説明に従って作業を続けます。

 
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クラス名と他のサーブレットオプションの指定

Procedure クラス名と他のサーブレットオプションを指定する

  1. サーブレットウィザードの最初のパネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    クラス名

    サーブレットクラスの適切な名前を指定します。

    コンテンツタイプ

    サーブレットが生成するHTTP応答のドキュメントコンテンツのタイプを指定します。

    デフォルトはHTMLです。

    テンプレート

    デフォルト以外のコード生成テンプレートを使用する場合にテンプレートを指定します。 exteNd製品の設定によっては、複数のテンプレートを選択できます(これにより、ニーズに合わせてクラスの生成を調整できます)。

    SingleThreadModelの実装

    サーブレットクラスがSingleThreadModelインタフェースを実装するかどうかを指定します。

    このインタフェースを実装すると、サーブレットの単一のインスタンスに1つの要求スレッドのみがアクセスすることが保証されます。 これによって、サーブレットフィールドが一度に1つのスレッドによってのみアクセスされるように保証できますが、サーブレットが頻繁にアクセスされる場合は、パフォーマンスに大きな影響が出ることがあります。

    デフォルトでは、サーブレットへのマルチスレッドアクセスが許可されています。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. サーブレットウィザードの2番目のパネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    開いているWARプロジェクトに追加

    現在1つまたは複数のWebアーカイブ(WAR)プロジェクトを開いている場合は、リストからプロジェクトの1つを選択してサーブレットを追加できます。

    プロジェクトの作成

    WARプロジェクトを開いていない状態でサーブレットをWARプロジェクトに関連付ける場合は、[プロジェクトの作成]をクリックして新規プロジェクトウィザードを起動します。

    For more information    詳細については、プロジェクトおよびサブプロジェクトの作成を参照してください。

    プロジェクトなし ― ファイルをディスクに書き込む

    サーブレットをプロジェクトに関連付けない場合でも、ウィザードを使用してファイルシステムの任意の場所にサーブレットクラスを作成できます。

    基本ディレクトリ

    WARプロジェクトを指定した場合は、プロジェクトディレクトリのすぐ下にあるsrcサブディレクトリがデフォルトの基本ディレクトリになります。 それ以外の場合、このフィールドは空になります。

    [参照]をクリックしてファイルシステムの場所を指定します。

    デフォルトの基本ディレクトリに1つまたは複数のサブディレクトリを追加することができます。

    パッケージ

    サーブレットをパッケージのメンバーにする場合(com.mwbi.welcomeなど)、このフィールドにパッケージ名を指定します。

    ファイルディレクトリ

    サーブレットソースファイルの場所を指定するため[基本ディレクトリ]と[パッケージ]の内容が結合され、[ファイルディレクトリ]に表示されます。

    ウィザードは、ファイルシステム内のこの場所にサーブレットソースファイルを作成します。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。[基本ディレクトリ]または[パッケージ]、あるいはその両方を変更する必要があります。

    アーカイブのルートにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成しているときは、サーブレットのために生成されたクラスファイルをアーカイブのルートに配置します。

    次のプレフィックスを使用してアーカイブにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成しているときは、サーブレットのために生成されたクラスファイルをプレフィックスで指定されたディレクトリツリーに配置します。

    デフォルトでは、アーカイブのルートの下にあるWEB-INF/classesディレクトリにサーブレットクラスが配置されます。

    パッケージ名を指定した場合、そのパッケージに関連付けられたディレクトリ構造がプレフィックスに追加されて、生成されるクラスの最終的なアーカイブパスが決まります。

    ファイルはアーカイブの次の場所に追加されます

    この前の2つの選択項目で指定した、生成されたサーブレットクラスファイルのアーカイブの場所がこのフィールドに反映されます。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。この前の2つの選択項目を変更する必要があります。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。上書きするHttpServletメソッドの指定を参照してください。

 
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上書きするHttpServletメソッドの指定

Procedure 上書きするHttpServletメソッドを指定する

  1. サーブレットウィザードのこのパネルで、HttpServletクラスのどのメソッドをサーブレットで上書きするか指定します。

    通常は、doGetメソッドとdoPostメソッドを上書きします。 このパネルでは次のHttpServletメソッドを上書きできます。

    これらのメソッドのいずれかを選択すると、選択したメソッドの基本構造が、生成されたサーブレットコードに挿入されます。このため、後でJavaエディタを使用して適切な処理論理を簡単に追加できます。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。実装するインタフェースの指定を参照してください。

 
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実装するインタフェースの指定

Procedure 実装するインタフェースを指定する

  1. このパネルでは、サーブレットが実装するインタフェースを指定します。 [追加]をクリックしてインタフェースを指定します。 インタフェースの完全修飾名を指定する必要があります。 各インタフェースに対して、ウィザードでスタブメソッドを生成するかどうかを指定できます。

  2. [上へ]または[下へ]をクリックすると、インタフェースのリストを整理し直すことができます。 [すべてチェック]または[すべて解除]をクリックすると、すべてのインタフェースのスタブメソッドを生成するか、またはどのインタフェースにもスタブメソッドを生成しないかを指定できます。

    指定した各インタフェースに対して、ウィザードによって次の内容が生成されます。

  3. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。インポートするクラスとパッケージの指定を参照してください。

 
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インポートするクラスとパッケージの指定

Procedure インポートするクラスとパッケージを指定する

  1. このパネルで、サーブレットがインポートする追加のクラスやパッケージを指定します。

    ここで作成した各エントリに対して、ウィザードによってimportステートメントが生成されます。

  2. インポートの指定を終えたら、[完了]をクリックします。

    指定した内容に基づいて、サーブレットウィザードによってJavaサーブレットクラスが作成されます。

  3. サーブレットの作成が完了したことを知らせるメッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。

    サーブレットコードがJavaエディタに表示されます。

    サーブレットがWARプロジェクトに関連付けられるように指定した場合は、サーブレットがプロジェクトに追加されます。

 
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Javaクラスウィザード

Javaクラスウィザードを使用して「汎用」Javaクラスファイルを作成します。続く節では、次の内容について説明します。

 
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Javaクラスウィザードについて

Javaクラスウィザードでは、スコープなどのさまざまなクラス属性や、クラスまたはインタフェースのどちらを作成するかを指定します。 このウィザードを使用して、既存のプロジェクトに新規ソースファイルを追加したり、新規ソースファイルを追加する新規プロジェクトを作成したりできます。また、新規クラスファイルを単にディスクに書き込むこともできます。

 
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Javaクラスウィザードの起動

Procedure Javaクラスウィザードを起動する

  1. [ファイル]>[新規]>[ファイル]の順に選択します。

  2. [一般]タブで[Javaファイル]を選択して、[OK]をクリックします (または[Javaファイル]をダブルクリックします)。

  3. 次のクラス名と他のオプションの指定の説明に従って作業を続けます。

 
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クラス名と他のオプションの指定

Procedure クラス名と他のオプションを指定する

  1. Javaクラスウィザードの最初のパネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    クラス名

    Javaクラスの適切な名前を指定します。

    ベースクラス

    該当する場合はベースクラスを指定します。 簡単な名前または完全修飾名を入力します。

    クラスまたはインタフェースを作成しますか?

    クラスとインタフェースのどちらを作成するかを指定します。

    テンプレート

    デフォルト以外のコード生成テンプレートを使用する場合にテンプレートを指定します。 exteNd製品の設定によっては、複数のテンプレートを選択できます(これにより、ニーズに合わせてクラスの生成を調整できます)。

    下部のグループ(チェックボックス)

    クラス属性をさらに指定するには、次のチェックボックスを使用します。

    • Publicスコープ

    • デフォルトのコンストラクタを作成する

    • main()メソッドを作成する

    • シリアル化可能

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。実装するインタフェースの指定を参照してください。

 
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実装するインタフェースの指定

Procedure 実装するインタフェースを指定する

  1. このパネルでは、クラスが実装するインタフェースを指定します。 [追加]をクリックしてインタフェースを指定します。 インタフェースの完全修飾名を指定する必要があります。 各インタフェースに対して、ウィザードでスタブメソッドを生成するかどうかを指定できます。

  2. [上へ]または[下へ]をクリックすると、インタフェースのリストを整理し直すことができます。 [すべてチェック]または[すべて解除]をクリックすると、すべてのインタフェースのスタブメソッドを生成するか、またはどのインタフェースにもスタブメソッドを生成しないかを指定できます。

    指定した各インタフェースに対して、ウィザードによって次の内容が生成されます。

  3. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。インポートするクラスとパッケージの指定を参照してください。

 
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インポートするクラスとパッケージの指定

Procedure インポートするクラスとパッケージを指定する

  1. このパネルでは、クラスがインポートする追加のクラスやパッケージを指定します。

    ここで作成した各エントリに対して、ウィザードによってimportステートメントが生成されます。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. Javaクラスウィザードのこのパネルの上部で、プロジェクトの関連付けに関する次の3つのオプションの1つを指定します。

    オプション

    操作内容

    開いているプロジェクトに追加

    現在1つまたは複数のプロジェクトを開いている場合は、リストからプロジェクトの1つを選択してクラスファイルを追加できます。

    プロジェクトの作成

    プロジェクトを開いていない状態でクラスファイルをプロジェクトに関連付ける場合は、[プロジェクトの作成]をクリックして新規プロジェクトウィザードを起動します。

    プロジェクトの作成が終了すると、新規クラスファイルを追加するプロジェクトとして、作成した新規プロジェクトが選択されます。

    For more information    詳細については、プロジェクト設計の考慮事項を参照してください。

    プロジェクトなし ― ファイルをディスクに書き込む

    クラスファイルをプロジェクトに関連付けない場合は、このオプションを選択します。クラスファイルは、ファイルシステムの非プロジェクトディレクトリに作成されます。

  2. Javaクラスウィザードパネルの下部で次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    基本ディレクトリ

    WARプロジェクトを指定した場合は、プロジェクトディレクトリのすぐ下にあるsrcサブディレクトリがデフォルトの基本ディレクトリになります。 それ以外の場合、このフィールドは空になります。

    [参照]をクリックしてファイルシステムの場所を指定します。

    基本ディレクトリは、プロジェクトルートに、プロジェクトディレクトリ構造でパッケージパスより上にある他のディレクトリを結合したディレクトリです。

    パッケージ

    新規クラスの完全修飾されたJavaパッケージ名を指定します。 レベルをピリオドで区切ることによってパッケージの階層を指定できます。

    作成するJavaクラスは、[基本ディレクトリ]と[パッケージ]のディレクトリを結合したディレクトリに保存されます。

    たとえば、基本ディレクトリがProjectDir/classesのときにパッケージとしてcom.mycoを指定した場合、クラスはProjectDir/classes/com/mycoに作成されます。

    ファイルディレクトリ

    Javaクラスソースファイルの場所を指定するため、[基本ディレクトリ]と[パッケージ]の内容が結合され、[ファイルディレクトリ]に表示されます。

    ウィザードは、ファイルシステム内のこの場所にJavaクラスソースファイルを作成します。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。[基本ディレクトリ]または[パッケージ]、あるいはその両方を変更する必要があります。

    アーカイブのルートにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成するときに、コンパイルされたJavaクラスファイルをパッケージパスと結合したアーカイブルートに追加します。

    次のプレフィックスを使用してアーカイブにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成するときに、コンパイルされたJavaクラスファイルをパッケージパスと結合した指定のアーカイブディレクトリに追加します。

    パッケージ名を指定した場合、そのパッケージに関連付けられたディレクトリ構造がプレフィックスに追加されて、生成されるクラスの最終的なアーカイブパスが決まります。

    ファイルはアーカイブの次の場所に追加されます

    この前の2つの選択項目で指定した、生成されたJavaクラスファイルのアーカイブの場所がこのフィールドに反映されます。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。この前の2つの選択項目を変更する必要があります。

  3. [完了]をクリックします。

  4. Javaクラスの作成が完了したことを知らせるメッセージが最後のウィザードパネルに表示されたら、[OK]をクリックします。

    コードがJavaエディタに表示されます(開いているプロジェクトにJavaクラスを追加するオプションを選択した場合のみ、Javaクラスがプロジェクトに追加されます)。

Javaクラスソースファイルが作成されます。 この新規クラスの特定の機能を実装するメソッド(およびimportステートメント)を記述した後、新規クラスファイルをプロジェクトに追加できます。

For more information    詳細については、プロジェクトへの追加を参照してください。

 
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JavaBeanウィザード

JavaBeanウィザードを使用して、JavaBeanを作成します。続く節では、次の内容について説明します。

 
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JavaBeanウィザードについて

JavaBeanウィザードを使用すると、JavaBeanのスケルトンを簡単に作成して、開いているプロジェクトに追加できます。

 
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JavaBeanウィザードの起動

Procedure JavaBeanウィザードを起動する

  1. [ファイル]>[新規]>[ファイル]の順に選択します。

  2. [一般]タブの[詳細]セクションで[JavaBean]を選択して、[OK]をクリックします (または、[JavaBean]をダブルクリックします)。

  3. 次のクラス名と他のオプションの指定の説明に従って作業を続けます。

 
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クラス名と他のオプションの指定

Procedure クラス名と他のオプションを指定する

  1. JavaBeanウィザードの最初のパネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    クラス名

    JavaBeanの名前を指定します。 拡張子.Javaを指定する必要はありません。

    ベースクラス

    ベースクラスからJavaBeanを継承する場合は、ベースクラスの名前を指定します。 簡単な名前または完全修飾名を指定します。

    extendsクラスとして生成されます。

    テンプレート

    デフォルト以外のコード生成テンプレートを使用する場合にテンプレートを指定します。 exteNd製品の設定によっては、複数のテンプレートを選択できます(これにより、ニーズに合わせてクラスの生成を調整できます)。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。データフィールドの指定を参照してください。

 
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データフィールドの指定

Procedure JavaBeanのデータフィールドを指定する

  1. [追加]をクリックし、名前とデータのタイプを指定して各データフィールドを定義します。

    生成されるJavaファイルでは、ここにリストされた順序でフィールドが定義されます。 フィールドを選択して[上へ]または[下へ]をクリックすると、リストの順番を整理し直すことができます。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。実装するインタフェースの指定を参照してください。

 
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実装するインタフェースの指定

Procedure 実装するインタフェースを指定する

  1. このパネルでは、Beanが実装するインタフェースを指定します。 [追加]をクリックしてインタフェースを指定します。 インタフェースの完全修飾名を指定する必要があります。 各インタフェースに対して、ウィザードでスタブメソッドを生成するかどうかを指定できます。

  2. [上へ]または[下へ]をクリックすると、インタフェースのリストを整理し直すことができます。 [すべてチェック]または[すべて解除]をクリックすると、すべてのインタフェースのスタブメソッドを生成するか、またはどのインタフェースにもスタブメソッドを生成しないかを指定できます。

    指定した各インタフェースに対して、ウィザードによって次の内容が生成されます。

  3. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。インポートするクラスとパッケージの指定を参照してください。

 
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インポートするクラスとパッケージの指定

Procedure インポートするクラスとパッケージを指定する

  1. このパネルでは、Beanがインポートする追加のクラスやパッケージを指定します。

    ここで作成した各エントリに対して、ウィザードによってimportステートメントが生成されます。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. JavaBeanウィザードのこのパネルの上部で、プロジェクトの関連付けに関する次の3つのオプションのうち1つを指定します。

    オプション

    操作内容

    開いているプロジェクトに追加

    現在1つまたは複数のプロジェクトを開いている場合は、リストからプロジェクトの1つを選択してBeanを追加できます。

    プロジェクトの作成

    プロジェクトを開いていない状態でBeanをプロジェクトに関連付ける場合は、[プロジェクトの作成]をクリックして新規プロジェクトウィザードを起動します。

    プロジェクトの作成が終了すると、新規Beanを追加するプロジェクトとして、作成した新規プロジェクトが選択されます。

    For more information    詳細については、プロジェクト設計の考慮事項を参照してください。

    プロジェクトなし ― ファイルをディスクに書き込む

    Beanをプロジェクトに関連付けない場合は、このオプションを選択します。Beanは、ファイルシステムの非プロジェクトディレクトリに作成されます。

  2. JavaBeanウィザードのパネル下部で次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    基本ディレクトリ

    プロジェクトを指定した場合は、プロジェクトディレクトリのすぐ下にあるsrcサブディレクトリがデフォルトの基本ディレクトリになります。 それ以外の場合、このフィールドは空になります。

    [参照]をクリックして、ファイルシステムの場所を指定します。

    基本ディレクトリは、プロジェクトルートに、プロジェクトディレクトリ構造でパッケージパスより上にある他のディレクトリを結合したディレクトリです。

    パッケージ

    新規Beanクラスの完全修飾されたJAVAパッケージ名を指定します。 レベルをピリオドで区切ることによってパッケージの階層を指定できます。

    作成するBeanは、[基本ディレクトリ]と[パッケージ]のディレクトリを結合したディレクトリに保存されます。

    たとえば、基本ディレクトリがProjectDir/classesのときにパッケージとしてcom.mycoを指定した場合、BeanはProjectDir/classes/com/mycoに作成されます。

    ファイルディレクトリ

    Beanの場所を指定するため[基本ディレクトリ]と[パッケージ]の内容が結合され、[ファイルディレクトリ]に表示されます。

    ウィザードは、ファイルシステム内のこの場所にBeanソースファイルを作成します。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。[基本ディレクトリ]または[パッケージ]、あるいはその両方を変更する必要があります。

    アーカイブのルートにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成するときに、コンパイルされたJavaBeanをパッケージパスと結合したアーカイブルートに追加します。

    次のプレフィックスを使用してアーカイブにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成するときに、コンパイルされたJavaBeanをパッケージパスと結合した指定のアーカイブディレクトリに追加します。

    パッケージ名を指定した場合、そのパッケージに関連付けられたディレクトリ構造がプレフィックスに追加されて、生成されたBeanの最終的なアーカイブパスが決まります。

    ファイルは、アーカイブの次の場所に追加されます

    この前の2つの選択項目で指定した、生成されたJavaBeanのアーカイブの場所がこのフィールドに反映されます。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。この前の2つの選択項目を変更する必要があります。

  3. [完了]をクリックします。

  4. JavaBeanの作成が完了したことを知らせるメッセージが最後のウィザードパネルに表示されたら、[OK]をクリックします。

    コードがJavaエディタに表示されます(開いているプロジェクトにJavaBeanを追加するオプションを選択した場合のみ、JavaBeanがプロジェクトに追加されます)。

JavaBeanソースファイルのスケルトンが作成されます。 スケルトンには、空のコンストラクタ、すべてのデータフィールドの宣言(m_nameの形式)、およびすべてのフィールドのgetメソッドとsetメソッドが含まれます。

 
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タグハンドラウィザード

タグハンドラウィザードを使用して、カスタムJSPタグのタグハンドラクラスを作成します。続く節では、次の内容について説明します。

 
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タグハンドラウィザードについて

タグハンドラウィザードは、次の機能によってJSPの開発を高速化します。

タグハンドラクラスはJavaエディタを使用して編集できます。 TLDやweb.xmlファイルはXMLエディタを使用して変更できます。 どちらのファイルもナビゲーションペインの[プロジェクト]タブにあります。

 
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タグハンドラウィザードの起動

このウィザードを起動する前に、開いているプロジェクトが必要です。

Procedure タグハンドラウィザードを起動する

  1. [ファイル]>[新規]>[ファイル]の順に選択します。

  2. [一般]タブの[詳細]セクションで[タグハンドラ]を選択して、[OK]をクリックします (または、[タグハンドラ]をダブルクリックします)。

  3. 次のクラス名と他のオプションの指定の説明に従って作業を続けます。

 
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クラス名と他のオプションの指定

Procedure クラス名と他のオプションを指定する

  1. タグハンドラウィザードの最初のパネルで次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    クラス名

    タグハンドラの名前を指定します。 有効なJava名を指定する必要があります。 拡張子.javaを指定する必要はありません。

    この値は、TLDファイルの<tagclass>要素に追加されます。

    タグ名

    カスタムタグの名前を指定します。

    この名前は、TLD(タグライブラリ記述子ファイル)内のタグ定義の<name>要素に表示されます。

    テンプレート

    デフォルト以外のコード生成テンプレートを使用する場合、テンプレートを指定します。 exteNd製品の設定によっては、複数のテンプレートを選択できます(これにより、ニーズに合わせてクラスの生成を調整できます)。

    属性

    カスタムタグがタグ要素属性をサポートする場合は、このチェックボックスをオンにします。

    このオプションを選択すると追加のウィザードパネルが表示され、属性の詳細を指定できます。

    スクリプト変数

    カスタムタグがスクリプト変数をサポートする場合は、このチェックボックスをオンにします。

    このオプションを選択すると追加のウィザードパネルが表示され、スクリプト変数の詳細を指定できます。

    本文タグ

    カスタムタグがJSPページでタグ要素の本文のコンテンツを使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。

    このオプションを選択すると追加のウィザードパネルが表示され、本文タグの詳細を指定できます。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定を参照してください。

 
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プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージの指定

Procedure プロジェクト、ディレクトリ、およびパッケージを指定する

  1. タグハンドラウィザードのこのパネルの上部で、プロジェクトの関連付けに関する次の3つのオプションのうち1つを指定します。

    オプション

    操作内容

    開いているプロジェクトに追加

    現在1つまたは複数のプロジェクトを開いている場合は、リストからプロジェクトの1つを選択してクラスファイルを追加できます。

    プロジェクトの作成

    クラスファイルを新規プロジェクトに関連付ける場合は、[プロジェクトの作成]をクリックして新規プロジェクトウィザードを起動します。

    プロジェクトの作成が終了すると、新規クラスファイルを追加するプロジェクトとして、作成した新規プロジェクトが選択されます。

    For more information    詳細については、プロジェクト設計の考慮事項を参照してください。

    プロジェクトなし ― ファイルをディスクに書き込む

    無効です。タグハンドラクラスはプロジェクトと関連付ける必要があります。

  2. このパネルの下部で次のオプションを指定します。

    オプション

    操作内容

    基本ディレクトリ

    プロジェクトディレクトリのすぐ下にあるプロジェクトのsrcサブディレクトリがデフォルトの基本ディレクトリです。

    [参照]をクリックして、ファイルシステムの場所を指定します。

    基本ディレクトリは、プロジェクトルートに、プロジェクトディレクトリ構造でパッケージパスより上にある他のディレクトリを結合したディレクトリです。

    パッケージ

    新規タグハンドラクラスの完全修飾されたJavaパッケージ名を指定します。 レベルをピリオドで区切ることによってパッケージの階層を指定できます。

    ファイルディレクトリ

    このディレクトリが、タグハンドラソースファイルおよびTagExtraInfoクラスソースファイル(該当する場合)がウィザードによって作成されるファイルシステムの場所になります。

    作成するタグハンドラクラスは、[基本ディレクトリ]と[パッケージ]のディレクトリを結合したディレクトリに保存されます。

    たとえば、基本ディレクトリがProjectDir/classesのときにパッケージとしてcom.mycoを指定した場合、クラスはProjectDir/classes/com/mycoに作成されます。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。[基本ディレクトリ]または[パッケージ]、あるいはその両方を変更する必要があります。

    アーカイブのルートにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成するときに、コンパイルされたタグハンドラクラスファイルをパッケージパスと結合したアーカイブルートに追加します。

    次のプレフィックスを使用してアーカイブにファイルを追加する

    プロジェクトアーカイブを生成するときに、コンパイルされたタグハンドラクラスファイルをパッケージパスと結合した指定のアーカイブディレクトリに追加します。

    パッケージ名を指定した場合、そのパッケージに関連付けられたディレクトリ構造がプレフィックスに追加されて、生成されるクラスの最終的なアーカイブパスが決まります。

    ファイルはアーカイブの次の場所に追加されます

    この前の2つの選択項目で指定した、生成されたタグハンドラクラスファイルのアーカイブの場所がこのフィールドに反映されます。

    このフィールドの内容を直接変更することはできません。この前の2つの選択項目を変更する必要があります。

  3. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。タグライブラリ記述子ファイルの指定を参照してください。

 
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タグライブラリ記述子ファイルの指定

Procedure タグライブラリ記述子ファイルを指定する

  1. タグハンドラウィザードのこのパネルの上部で、次の3つのオプションのうち1つを指定します。

    オプション

    操作内容

    既存のTLDの使用

    新規カスタムタグを既存のTLDに追加するときは、このオプションを選択して、TLD名とディスクの場所を指定します。

    新規TLDの作成

    新規TLDを作成するときは、このオプションを選択し、残りのフィールドを指定します。

  2. [新規TLDの作成]を選択した場合は、次のフィールドに入力します。

    オプション

    操作内容

    Taglibの簡単な名前

    タグライブラリ記述子の<short-name>要素で使用される値を指定します。

    Taglib URI

    WARの展開記述子で使用されるURIを指定します。 これはTLDファイルのURIではありません。

    JSP taglibディレクティブでこのURIを使用して、このtaglibを参照できます(例: /mytags)。

    TLDファイル名

    作成するTLDの名前を指定します。

    TLDディレクトリ

    TLDファイルが作成されるディレクトリの場所を指定します。

    アーカイブの場所

    アーカイブ内のTLD用のディレクトリの場所を指定します。

    • JARファイル内部に展開される場合、TLDはMETA-INFディレクトリに存在する必要があります。

    • WARファイルに直接展開される場合、TLDは、通常、\WEB-INFディレクトリまたは別個の\WEB-INF\tldsディレクトリに配置されます。

    サポートするJSPバージョン

    TLDがサポートするJSP仕様のバージョンを表すラジオボタンを選択します。

    J2EE 1.2のWARプロジェクト(サーブレット2.2およびJSP 1.1)を使用している場合は、ウィザードによって選択されているJSP1.1を変更することはできません。

  3. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 次のパネルに表示される内容は、最初のウィザードパネルで、[属性]、[スクリプト変数]、または[本文タグ]のいずれのチェックボックスをオンにしたかによって異なります。 該当する最初のオプションに従います。

 
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本文タイプの指定

Procedure 本文タイプを指定する

  1. 次のオプションの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    JSP

    カスタムタグの本文で、JSPコード、HTMLタグ、プレーンテキスト、他のカスタムタグ、および他の有効なWebページのコンテンツを使用する場合は、このオプションを指定します。

    タグ依存

    カスタムタグの本文でJSP以外のコード(SQLなど)を使用する場合は、このオプションを指定します。 タグの本文のコンテンツは、ランタイム時に評価されずに、直接タグハンドラクラスに渡されます。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 次のパネルに表示される内容は、最初のウィザードパネルで、[属性]または[スクリプト変数]のいずれのチェックボックスをオンにしたかによって異なります。

 
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タグハンドラの属性の指定

Procedure タグハンドラの属性を指定する

  1. 次のオプションの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    属性

    属性の名前を指定します。

    この値は、このカスタムタグのTLDエントリにある<attribute>要素の<name>要素に対応します。

    タイプ

    属性のデータタイプを指定します。 非プリミティブタイプの値を指定する必要があります。

    必須

    カスタムタグを使用する場合に属性が必須かどうかを指定します。 オンにすると、属性が必須になります。 TLDファイルの<required>要素に対応します。

    ランタイム式

    属性の値を設定するためにJSPページでJSPスクリプトレット式を使用できるかどうかを指定します。 これは、TLDファイルの<rtexprvalue>要素に対応します。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。 次のパネルに表示される内容は、最初のウィザードパネルで属性のチェックボックスをオンにしたかどうかによって異なります。

 
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タグハンドラのスクリプト変数の指定

Procedure タグハンドラのスクリプト変数を指定する

  1. 次のオプションの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    変数

    変数の名前を入力します。

    タイプ

    変数のデータタイプを入力します。

    新規オブジェクト

    変数が新規オブジェクトインスタンスを参照するか、または既存のオブジェクトインスタンスを参照するかを指定します。

    スコープ

    変数を使用できる範囲を指定します。 次の値を指定できます。

    • NESTED - 開始タグと終了タグの間で変数を使用できます。

    • AT_BEGIN - 開始タグからページの終わりまで変数を使用できます。

    • AT_END - 終了タグの後からページの終わりまで変数を使用できます。

  2. [次へ]をクリックして、次のウィザードパネルに進みます。TagExtraInfoクラスの指定を参照してください。

 
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TagExtraInfoクラスの指定

Procedure TagExtraInfoクラスを作成するかどうかを指定する

  1. 次のオプションの値を指定します。

    オプション

    操作内容

    TagExtraInfoクラスを作成しない

    ウィザードでTagExtraInfoクラスを作成「しない」場合は、このオプションを選択します。

    TagExtraInfoクラスを作成する

    ウィザードでTagExtraInfoクラスを作成「する」場合は、このオプションを選択します。 タグの設定でTagExtraInfoクラスが「必須」の場合、このオプションは無効になることがあります。

    (オプション)ウィザードで次のメソッドのいずれかを実装する場合は、適切なチェックボックスをオンにします。

    • getVariableInfo()

    • isValid()

  2. [完了]をクリックします。 TagExtraInfoクラスの作成が完了したことを知らせるメッセージが最後のウィザードパネルに表示されたら、[OK]をクリックします。

    結果を参照してください。

 
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結果

[完了]をクリックすると、次の処理が実行されます。




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