Bossアプリケーションサーバの使用を計画している場合、以下のいずれかを実行できます。
製造元の指示に従って、JBossアプリケーションサーバをダウンロードしてインストールします。サポートされているバージョンについては、セクション 1.3, システム要件を参照してください。
Roles Based Provisioning Moduleのダウンロードに含まれるJBossPostgreSQLユーティリティを使用して、JBossアプリケーションサーバ(およびオプションでPostgreSQL)をインストールします。手順については、JBossアプリケーションサーバとPostgreSQLデータベースのインストールを参照してください。
Identity Manager Roles Based Provisioning ModuleをインストールするまでJBossサーバを起動しないでください。JBossサーバの起動はインストール後のタスクです。
表 2-2 JBossアプリケーションサーバの最少推奨要件
コンポーネント |
推奨 |
---|---|
RAM |
Identity Manager Roles Based Provisioning Moduleを実行する場合、JBossアプリケーションサーバの最少推奨RAMは512MBです。 |
ポート |
8180は、アプリケーションサーバのデフォルトです。アプリケーションサーバが使用するポートを記録します。 |
SSL |
外部のパスワード管理を使用する予定がある場合、SSLを有効にします。
SSLの有効化の詳細については、JBossの文書を参照してください。 IDMPwdMgt.warファイルの詳細については、セクション 9.5, 外部パスワードを忘れた場合の管理の環境設定を参照してください。また、『ユーザアプリケーション: 管理ガイド』も参照してください。 |
JBossPostgreSQLユーティリティは、システムにJBossアプリケーションサーバおよびPostgreSQLをインストールします。このユーティティはコンソールモードをサポートしないため、グラフィカルユーザインタフェースの環境が必要です。
メモ:Windows 2008でRBPM JBossPostgreSQLインストーラを実行する前に、Windows管理者にシステムのパスワードポリシーは何かを確認する必要があります。Windows 2008 Serverのパスワードポリシーでは、パスワードが特定のルールセットに適合する必要があります。たとえば、パスワードにアルファベット以外の文字に加え、大文字または小文字の文字が含まれていなければならない、または少なくとも8文字の長さでなければならない、などを要求するポリシーが考えられます。ポリシーはWindows管理者が変更したり無効にしたりできます。
ルートとしてインストーラを実行します: ルートユーザでインストーラを実行する必要があります。
JBossPostgreSQLユーティリティを実行するには
JBossPostgreSQL.binまたはJBossPostgreSQL.exeを探して実行します。
Solaris用のユーティリティは利用できません。
JBossPostgreSQLJBossPostgreSQLユーティリティでは、スプラッシュスクリーンが表示されます。
その後、ユーティリティに導入画面が表示されます。
[次へ]をクリックすると、ユーティリティが
画面を表示します。画面の指示に従ってユーティティをナビゲートします。追加の情報については、以下の表を参照してください。
インストール画面 |
説明 |
---|---|
インストールセットの選択 |
インストールする製品を選択します。
|
JBoss親フォルダの選択 |
をクリックし、デフォルト以外のインストールフォルダを選択します。 |
PostgreSQL親フォルダの選択 |
をクリックし、デフォルト以外のインストールフォルダを選択します。 |
PostgreSQL情報 |
以下の内容を指定します。
|
インストール前の概要 |
概要ページを確認します。仕様が正しい場合、 をクリックします。 |
インストールの完了 |
選択した製品がインストールされると、ユーティリティでは正常に完了したことを示す次のメッセージが表示されます。 The Installer has completed successfully. Thank you for choosing Novell インストーラはnovluaユーザを作成します: インストーラはnovluaという名前で新しいユーザを作成します。jboss_initスクリプトは、JBossをこのユーザで実行し、JBossファイルで定義されている権限がこのユーザに設定されます。 重要:JBossPostgreSQLユーティリティがJMXコンソールまたはJBoss Webコンソールを保護しないことに注意する必要があります。これにより、JBoss環境は無防備なままになります。セキュリティ上の危険を排除するために、インストールを完了し時点で直ちに環境をロックダウンする必要があります。 |
Linux上では、JBossはデフォルトでサービスとして開始します。システムの再起動時にJBossを開始するように、/etc/init.d/jboss_init start/stopという名前のスクリプトがインストールされています。
JavaServiceWrapperの使用: JavaServiceWrapperを使用して、JBossアプリケーションサーバをWindowsサービス、Linux、またはUNIXのデーモンプロセスとしてインストール、開始、および停止することができます。http://www.jboss.org/community/wiki/RunJBossAsAServiceOnWindowsでJBossからの指示を参照してください。このようなラッパの1つは、http://wrapper.tanukisoftware.org/doc/english/integrate-simple-win.htmlにあります。これは、JMX (http://wrapper.tanukisoftware.org/doc/english/jmx.html#jbossを参照)で管理します。
重要:以前のバージョンの場合、JavaServiceなどのサードパーティのユーティリティを使用して、WindowsサービスとしてJBossアプリケーションサーバをインストール、開始、および停止することができましたが、現在JBossではJavaServiceを使用することは推奨していません。詳細については、http://www.jboss.org/wiki/JavaServiceを参照してください。
WebLogicアプリケーションサーバの使用を計画している場合、これをダウンロードおよびインストールします。サポートされているバージョンの情報については、セクション 1.3, システム要件を参照してください。
WebSphereアプリケーションサーバの使用を予定している場合、これをダウンロードおよびインストールします。サポートされているバージョンの情報については、セクション 1.3, システム要件を参照してください。
DB2設定の注意事項については、DB2データベース設定の注意事項を参照してください。