Novell eDirectory 8.6管理ガイド

Novell(R) eDirectoryTMは、高い拡張性を持ち、高性能で、安全性の高いディレクトリサービスです。ユーザ、アプリケーション、ネットワークデバイス、およびデータなど、多量のオブジェクトを格納および管理できます。Novell eDirectoryでは、SSL(Secure Socket Layer)上のディレクトリ標準LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)バージョン3がネイティブでサポートされています。

Novell eDirectoryでは、インターネットなど、公衆通信回線上を伝送する機密データを保護できるパブリックキー暗号化サービスが提供されています。

Novell eDirectoryはさまざまなユーティリティを提供する一方で、レプリカ作成機能とパーティション化機能を提供するディレクトリサービスのための基盤として機能します。この基本ディレクトリ構造の上部にNovellの追加製品を構築することによって、さらに機能を高めることができます。

このマニュアルは、次の各セクションから構成されています。


マニュアルの表記規則

このマニュアルでは、不等号(>)を使用して、操作手順の動作、およびクロスリファレンスパス内の項目を区切ります。

また、「(R)」、「TM」などの商標記号は、Novellの商標を示します。アスタリスク(*)はサードパーティの商標を示します。