サーバの管理

NetWare Remote Managerナビゲーションフレームの次のリンクを使うと、次のサーバ管理作業を行うことができます。

使用するリンク 実行する作業

[Volumes]

[Console Screens]

サーバコンソール画面のアクセス、表示、および実行

[Connections]

[SET Parameters]

  • SETパラメータカテゴリの表示
  • カテゴリ別に各SETパラメータにアクセスし、SETパラメータの現在の値および関連付けられたヘルプを表示し、SET値を変更
  • SYS:ボリュームのテキストファイルへの設定の保存
  • 非表示のSETパラメータを表示するかどうかを制御
  • サーバのデフォルトと異なる設定を持つSETパラメータの表示(変更)
  • サーバで値が変更された(サーバを再起動するとデフォルト値に戻る)SETパラメータの表示(非永続的)

[Schedule Tasks]

定期的に指定した間隔でサーバコンソールコマンドを実行するためのスケジューリング

[Console Commands]

  • サーバコンソールで実行できるコマンドのリストおよび関連付けられたヘルプの表示
  • コマンド名またはコマンドを登録したモジュールによるコンソールコマンドのリストのソート
  • コマンドを実行するための[Console Screens]リンクへのアクセス

[View Memory Config]

  • サーバがどのようにメモリを使用しているかに関する全般的な情報の表示
  • サーバの仮想メモリのページスワッピングシステムに関連する情報を表示したり、ボリュームのスワッピングを有効または無効にしたり、仮想メモリをスワッピングするためのパラメータを変更したりできる[Swap File Usage Information]ページへのアクセス
  • どのNLMプログラムが最も多くの割り当てメモリを使用しているかを表示できる[NetWare Loadable Modules Information]ページへのアクセス
  • サーバの仮想メモリに関する特定の情報を表示できる[Virtual Memory Health Information]ページへのアクセス
  • サーバの各メモリプールに関する情報を表示できる[Server Memory Pools Summary]ページへのアクセス
  • 従来のファイルシステムのキャッシュ統計を表示できる[Traditional File System Cache Statistics]ページへのアクセス

[View Statistics]

次の情報の統計に対するアクセスと表示

  • [Network Management]
  • [Kernel]
  • [LSL]
  • [Media Manager]

[Down/Restart]

サーバのシャットダウン、リセット、または再起動


サーバのボリュームおよびパーティションにアクセスして管理する

[Volume Management]ページは、NetWare Remote Managerのホームページです。

このページにアクセスするには、ヘッダフレームの[Volumes]リンクまたはナビゲーションフレームの[Manage Server]の下をクリックします。

[Volume Management]ページでは、サーバのボリュームのリストを表示したり、サーバのDOSパーティションにアクセスしたり、パーティション管理作業を実行したりできます。このページから次の作業を実行できます。


サーバのファイルシステムを参照する

NetWare Remote Managerを使用すると、ボリュームまたはDOSパーティションのファイルシステムの表示、ディレクトリおよびファイルの参照、ボリューム、ディレクトリ、ファイルの属性の表示および変更、ディレクトリの削除、作成、リネーム、およびファイルの削除またはリネームを実行できます。

注:  NSSボリュームの属性の表示や変更はサポートされていません。ただし、NSSボリュームのディレクトリやファイルの属性は表示、変更できます。

ボリュームまたはパーティションを参照するには、[Name]列の下のボリュームまたはDOSパーティションのリンクをクリックします。

ツリーの下位レベルに移動するには、ディレクトリ名をクリックします。

ツリーの上位レベルに移動するには、ダブルドットをクリックします。

ファイルを表示またはダウンロードするには、ファイル名をクリックします。

注:  ディレクトリのファイルサイズ列には、そのディレクトリおよびすべてのサブディレクトリにある各ファイルのサイズが表示されます。


ファイルアクセス権の属性を変更する

eDirectoryTM権は、NetWareパーティションのディレクトリおよびファイルへのアクセスを制御します。この権利は、任意のディレクトリでファイルをコピーできるかどうかも制御します。サーバのDOSパーティションへのアクセス、変更、またはサーバへのファイルのアップロードを行うには、サーバオブジェクトに対するスーパバイザ権を持っている必要があります。

サーバのDOSパーティションのファイルおよびディレクトリ全体を参照する場合、DOSにSHAREがロードされていないと、DOSファイルにShareable属性を設定しても有効にならないことに注意してください。

[Volume Management]ページからディレクトリまたはファイルの属性を表示したり、変更したりするには、次の操作を実行します。

  1. ボリューム名リンクをクリックします。

  2. 属性を表示または変更する、対象ディレクトリまたはファイルを選択します。[Attribute]列に属性が表示されます。

  3. 属性を変更するには、[Attributes]列の下のディレクトリリンクまたはファイルリンクをクリックします。

  4. 設定する属性のチェックボックスをオンまたはオフにして、[OK]をクリックします。


ディレクトリまたはファイルの詳細を表示し、作成、リネーム、または削除を行う

ディレクトリに関する詳細の表示、ディレクトリおよびその内容の削除、ディレクトリのリネーム、またはサブディレクトリの作成を行うには、次の操作を実行します。

  1. [Volume Management]ページでボリューム名リンクをクリックし、ディレクトリを選択してから、ディレクトリ名の左側にあるフォルダアイコン(?)をクリックします。

  2. 情報ページが表示されたら、情報を確認し、または必要に応じて、実行する作業に必要な情報を入力し、実行する作業に該当するボタンをクリックします。

ファイルに関する詳細の表示、またはファイルの削除やリネームを行うには、次の操作を実行します。

  1. [Volume Management]ページでボリュームをクリックし、ディレクトリを参照してファイルを選択し、ファイル名の左側にあるファイルアイコン(?)をクリックします。

  2. 情報ページが表示されたら、情報を確認し、または実行する作業に必要な情報を入力して、実行する作業に該当するボタンをクリックします。


個々のファイルを表示する

特定のファイル拡張子(.TXTなど)を認識するようにブラウザが設定されている場合は、その種類のファイルを選択してクリックすれば、NetWare Remote Managerで直接表示できます。そうでない場合は、ファイル名をクリックしてローカルワークステーションに保存し、ローカルワークステーションで開くことによって、任意のファイルをローカルコンピュータにダウンロードできます(これはサーバのDOSパーティションのファイルにも適用されます)。


サーバにファイルをアップロードする

NetWare Remote Managerで表示されている現在のディレクトリに書き込む権利を持っている場合は、[Upload]ボタンを使って、ローカルコンピュータまたはマップされているその他のドライブから現在のディレクトリにファイルをコピーできます。アップロードできるファイルは一度に1つだけです。


サーバからローカルワークステーションにファイルをダウンロードする

NetWare Remote Managerサーバのファイルシステムを参照しているときに、ファイル名をクリックし、ローカルワークステーションに保存することによって、ローカルコンピュータにファイルをダウンロードできます(これはサーバのDOSパーティションのファイルにも適用されます)。


テキスト検索を実行する

現在のディレクトリまたはサブディレクトリのファイル全体にGREPタイプの検索(GREPワイルドカードを除く)を実行するには、検索対象のディレクトリを選択し、[Text Search]リンクをクリックします。検索する内容、ファイル名、または拡張子を指定し、大文字/小文字の区別やサブディレクトリの検索を行うかどうかを指定します。[Search]をクリックします。

検索条件が有効であれば、その検索条件よる結果がページに表示されます。結果リストのファイル名をクリックしてファイルを表示したり、ダウンロードしたりできます。何も見つからなかった場合は、検索条件の下にファイルは表示されません。

検索条件が有効でない場合は、検索対象に指定されたディレクトリを示すページが返されます。


ボリュームのマウントおよびマウント解除を行う

ボリュームのマウントおよびマウント解除を行うには、[Volume Management]ページで特定のボリュームの[Mounted status]列内のリンクをクリックします。ボリュームをマウント解除する前に、選択が正しいかどうかを確認するメッセージが表示されます。

[Server Disk Partition Operations]ページで、ボリュームの隣に表示される[Mount Volume]リンクまたは[Dismount Volume]リンクをクリックする方法もあります。

SYS:ボリュームのマウント解除を選択すると、NetWare Remote Managerが使用するアイコン(SYS:\LOGINにある)が正しく表示されない場合があります。SYS:ボリュームを再マウントしてページを再ロードすれば、アイコンは正しく表示されるようになります。


ディスクパーティションを管理する

従来のまたは論理(NSS) NetWare Partition Poolやボリュームを作成、変更、削除するには、[Volume]ページの[Disk Partitions]リンクをクリックします。

[Server Disk Partition Operations]ページでは、インデントを使用してボリュームが物理的にどこにあるかを示し、サーバの物理的な接続に従ってディスクレイアウトを表示します。異なるレベルのインデントで、アダプタ、デバイス、パーティション、プール、およびボリュームが表示されます。新しいパーティション、プール、またはボリュームを作成するための空き領域がある場合は、各デバイスの下に表示することもできます。ボリュームの作成、ミラーリング、追加、またはプールの拡張を行うためのリンクは、表示されたデバイス、プール、またはボリュームの隣に示されます。

パーティションまたはプールを作成するには、次の操作を実行します。

  1. パーティションを作成するデバイスの空き領域の隣にある[Create]リンクを参照し、クリックします。

  2. 該当するリンクをクリックし、作成するパーティションの種類を選択します。

  3. 作成するパーティションの種類に対して必要なフィールドに入力し、[Create]をクリックします。

パーティションまたはプールを拡張するには、次の操作を実行します。

  1. 拡張するプールの隣にある[Expand]リンクを参照し、クリックします。

  2. 使用したい利用可能な領域を持つ[Free Disk Space/Free Partition Space]リンクを選択します。

  3. 使用する容量(メガバイト)を入力し、[Expand]をクリックします。

ボリュームを作成するには、次の操作を実行します。

  1. ボリュームを作成する対象デバイスの空き領域の隣にある[Create]リンクを参照し、クリックします。

  2. 作成するボリュームの種類を選択します。

  3. 作成する種類のプールおよびボリューム、またはパーティションおよびボリュームに必要なフィールドに入力し、[Create]をクリックします。

パーティションをミラーリングするには、次の操作を実行します。

  1. ミラーリングするパーティションの隣にある[Mirror]リンクを参照し、クリックします。

  2. 表示されたリストから空きディスク領域セグメントを参照し、クリックします。

    操作が開始されます。操作が完了すると「100% mirrored」というメッセージが表示されます。

[Server Disk Partition Operations]ページでは、各ボリュームに設定された領域割り当て量の表示および設定も行うことができます。

ボリュームの領域割り当て量を変更するには、次の操作を実行します。

  1. 変更するボリュームの隣にある[Space Quota]リンクを参照し、クリックします。

  2. [Volume Space Quota]リンクをクリックします。

  3. 指定する領域サイズの値(メガバイト)を入力し、[Apply]をクリックします。

  4. [OK]をクリックして設定を確認します。


サーバコンソール画面にアクセスして実行する

[Current Screens]ページから、[X Server - Graphical Console]を除くすべてのサーバコンソール画面にアクセスできます。

[Current Screens]ページにアクセスするには、ナビゲーションフレームの[Console Screens]リンクをクリックします。


Javaアプレットからサーバコンソール画面を実行する

サーバコンソールのキーボードから操作するときのようにブラウザで任意のコンソール画面を実行し、結果を表示するには、[Current Screens]ページの[Console Screens]リンクをクリックします。このリンクをクリックすると、セカンダリブラウザウィンドウを開くJavaアプレットが実行されます。

このセカンダリブラウザウィンドウから次の作業を実行できます。


HTMLページからコンソール画面を表示して実行する

[Current Screen]ページの見出し[HTML Based Screen Pages]の下に、サーバコンソールで現在動作している画面のリストが表示されます。

これらの各画面に関連付けられたリンクをクリックすると画面を表示することができ、ウィンドウの最上部の[Page Refresh Rate]ドロップダウンリストを使えば更新間隔を制御できます。[System Console]画面のHTMLページを使って、サーバコンソールで実行されるコンソールコマンドを入力することもできます。

複数のサーバページの更新間隔を制御できます。[Execute Command Line]をクリックすると、[System Console]ページの[Refresh]は一時停止になります。


コンソール動作を表示する

[System Console]画面に表示されていた情報の多くが、[Logger]画面で表示できるようになりました。この画面はスクロールすることができ、ファイルに保存できます。スクロールやファイルへの保存を行うコマンドのリストにアクセスするには、[Logger]画面を表示した状態で<F1>を押します。


サーバへの接続を監視する

[Connection Information]ページから次の作業を実行できます。

[Connection Information]ページにアクセスするには、ナビゲーションフレームの[Connections]リンクをクリックします。


接続情報を表示する

[Connection Information]ページの[Connection Manager]のテーブルには、接続に関する次の情報が表示されます。

[Connection Information]ページの見出し[Connections]の下のテーブルには、接続に関する次の情報が表示されます。


ログインされていない接続をすべて解除する

開かれているユーザ接続の中で現在サーバに認証されていない接続をすべて解除するには、[Connection Information]ページの[Clear All "Not Logged In" Connections]リンクをクリックします。NLMベースまたはユーザベースの接続を解除できます。

一部のバックアップNLMプログラムはサーバの初期化プロセスの実行中に接続を確立し、ログインしてバックアッププロセスを実行するまでサーバへのログインされていない接続を維持するので、NLMベースの接続を解除する場合は注意が必要です。この種類のNLM接続については、サーバコンソールでNLMを手動でアンロードおよび再ロードしない限り、サーバへの接続を再確立できません。したがって、指定された実行時間に正しく動作しない場合があります。

ユーザが適切なログアウトを行わずにワークステーションを再起動した場合、サーバはワークステーションにウォッチドッグパケットを送信し、サーバとの通信が維持されているかどうかを確認します。ワークステーションが再度ログインしてサーバとの接続を再確立するまで、またはワークステーションからのレスポンスがないためにウォッチドッグが接続を解除するまで、サーバはウォッチドッグパケットを送り続けます。


特定の接続を解除する

ユーザのワークステーションが動作しなくなったときに、通常、サーバへの接続とファイルは開かれたままです。特定の接続を解除するには、次の操作を実行します。

  1. ナビゲーションフレームの[Connections]リンクをクリックし、[Connection Information]ページを開きます。

  2. [Connection Information]ページで[Connections]テーブルに表示されている特定の接続を参照し、その接続の隣にある[Clear Connection]リンクをクリックします。


特定の接続が使用しているファイルのリストを表示する

特定の接続によって開かれているファイルを表示するには、次の操作を実行します。

  1. ナビゲーションフレームの[Connections]リンクをクリックし、[Connection Information]ページを開きます。

  2. [Connection Information]ページで[Connections]テーブルに表示されている特定の接続を参照し、ユーザ名リンクをクリックします。


ユーザにメッセージを送信する

サーバのシャットダウン、リセット、または再起動を行う前に、サーバに接続しているユーザすべてにメッセージを送信できます。

現在Novell ClientTMソフトウェアを使ってサーバにログインしているすべてのユーザにメッセージを送信するには、[Connection Information]ページの[Broadcast Message to Everyone]フィールドにメッセージを入力し、[Send]をクリックします。

メッセージフィールドには、最大252文字(スペースを含む)まで入力できます。Windowsベースのワークステーションでは、ワークステーションのポップアップダイアログにメッセージが表示されます。切断されている接続、およびNovell Clientソフトウェアを使ってログインしていないユーザは、メッセージを受け取りません。

現在Novell Clientソフトウェアを使ってサーバにログインしているユーザの1人にメッセージを送信するには、そのユーザの[Connection Information]ページの[Broadcast Message to Everyone]フィールドにメッセージを入力し、[Send]をクリックします。


SETパラメータの表示や変更を行う

[Set Parameter Categories]ページから次の作業を実行できます。


サーバで実行されるタスクをスケジューリングする

指定された時間に特定のコンソールコマンドがサーバで実行されるようにバッチファイルを設定する代わりに、[Scheduled Console Commands]ページのリンクおよびフォームを使用してコンソールコマンドの実行をスケジューリングできます。

[Scheduled Console Commands]ページにアクセスするには、ナビゲーションフレームの[Schedule Task]リンクをクリックします。

コンソールコマンドをスケジューリングするには、フォームに情報を入力して[Submit]をクリックします。

コマンドのスケジューリング後は、そのスケジュールを削除しない限り、スケジューリング済みのタスクを表示および変更することができます。すべてのコンソールコマンドが有効であり、NCFファイルを実行するコマンドの入力、NLMプログラムのロード、メッセージの送信などを行うことができます。

コンソールコマンドのリストおよび関連付けられたヘルプを表示するには、[Console Commands]リンクをクリックします。

スケジューリング済みのコンソールコマンドを変更するには、[Currently Scheduled Console Commands]リストからコマンドを選択し、スケジュールを変更して[Submit]をクリックします。

タスクを削除するには、[Currently Scheduled Console Commands]リストからタスクを選択し、[Delete]をクリックします。

スケジューリング済みタスクのリストはNetWareレジストリに格納されるので、サーバを再起動しても失われません。


サーバコンソールコマンドを表示する

サーバコンソールで実行できるコマンドのリストを表示するには、ナビゲーションフレームの[Console Commands]リンクをクリックします。

NetWare Remote Mangerからこれらのコマンドを実行するためにサーバコンソールにアクセスするには、[Console Screens]リンクをクリックします。

各コマンドの特定のシンタックスまたはヘルプを表示するには、コマンドの隣にある[Info]アイコンをクリックします。非表示のコンソールコマンドには、関連付けられたヘルプを持たないコマンドがいくつかあります。

このリストをソートするデフォルトの方法は、コマンド名によるソートです。コマンドを登録しているモジュールによってリストをソートするには、リストの見出し[Owner]をクリックします。


メモリ設定を表示する

全般的な情報を表示すると、サーバがどのようにメモリを使用しているか、どのプログラムがメモリを使用しているかを知ることができます。メモリの使用状況を知ることによって、サーバの性能を向上させるためにサーバにメモリを追加するかどうか、メモリの問題の原因と考えられる特定のNLMプログラムをアンロードするかどうか、またはメモリがより適切に使用されるようにサーバのその他の設定を変更するかどうかを決定できます。

メモリの全般的な情報を表示するには、ナビゲーションフレームの[View Memory Config]リンクをクリックして[System Memory Information]ページにアクセスします。

[System Memory Information]ページに表示される各統計の説明を次の表に示します。

統計 説明

[Total System Memory]

サーバのメモリの合計。

[Original Cache Memory]

NetWareオペレーティングシステムがロードされ、リソースに必要なメモリが割り当てられた後の、サーバのメモリの量。システムの残りのメモリはキャッシングに使用されます。

[Current Cache Memory]

サーバのキャッシュプールからのメモリが、カーネルNLMプログラムおよび仮想メモリの割り当てに使用された後の、サーバのメモリの量。

[File System Memory]

従来のNetWareファイルシステムのディレクトリキャッシュバッファによって使用されるサーバのメモリの量。

[Reserved Swap Memory]

NetWareオペレーティングシステムが実際のスワップファイルの物理的な場所を指すために使用する、フットプリントの小さな予約済みメモリ。

[Swap File Size]

仮想メモリのスワップファイルとして割り当てられたハードディスク領域の量。

サーバが仮想メモリへのスワップを行っており、そのために性能が低下していることがわかった場合は、サーバにメモリを追加します。

スワップファイルの利用率情報を表示するには、[Swap File Size]リンクをクリックします。

[NLM Memory]

サーバにロードされているNLMプログラムに対して、オペレーティングシステムによって割り当てられたメモリの合計。

各NLMプログラムがメモリをどのように使用しているかについて詳細を表示するには、[NLM Memory]リンクをクリックします。

[Virtual Memory Pages]

オペレーティングシステムが使用している仮想メモリの量。

仮想メモリのヘルス情報およびその他の統計を表示するには、[Virtual Memory Pages]リンクをクリックします。

[Server Memory Pools Summary]リンク

サーバのすべてのメモリプールに関する情報が表示される[Server Memory Pools]ページにアクセスします。

[Traditional File System Cache Statistics]リンク

従来のファイルシステムのキャッシュ統計が表示される[Traditional File System Cache Statistics]ページにアクセスします。

NSSキャッシュ統計はこの統計に含まれません。

[Current Memory Usage]チャート

NetWareサーバのキャッシュ、仮想メモリシステム、およびカーネルNLMプログラムの間で、NetWareサーバのメモリの使用がどのように配分されているかを示します。


システム統計を表示する

サーバに関する統計を表示することにより、サーバがさまざまなレベルでどのように動作しているかを詳しく知ることができます。この情報を利用し、システム警告をオンまたはオフにすべきどうかを判断することもできます。[Server Statistical Information]ページの次のリンクによって次の情報を表示できます。

[Server Statistical Information]ページにアクセスして統計を表示するには、ナビゲーションフレームの[View Statistics]リンクをクリックし、表示する統計に該当するリンクをクリックします。


サーバのシャットダウン、リセット、または再起動を行う

サーバのシャットダウン、リセット、または再起動のオプションは、[Down Server Options]にあります。

[Down Servers Options]ページにアクセスするには、ナビゲーションフレームの[Down/Restart]リンクをクリックします。

サーバのシャットダウン、再起動、またはリセット(ウォームブート)を行うには、[Down Servers Options]ページで該当する操作をクリックしてから、選択を確認します。

これらのオプションのいずれかを使用すると、サーバはすべてのキャッシュバッファをディスクに書き込み、すべてのファイルを閉じ、適切な[Directory Entry]および[File Allocation]表を更新し、ネットワークを終了し、すべてのボリュームをマウント解除して、シャットダウンします。

警告:  ボリュームが正常にマウント解除されないと、データが失われる場合があります。

サーバをリセットすると、サーバの通常のシャットダウンが行われた後で、コンピュータのウォームブートが行われます。RESETコマンドの後でサーバが自動的にロードされ、NetWare Remote Managerからサーバにアクセスできるようにするには、DOS AUTOEXEC.BATファイルでSERVER.EXEを実行する行を入力します。

ブラウザがNetWare Remote Managerとの通信を失うと、全体的なヘルス状態のインジケータは黒に変化し、インジケータの上にXが付きます。サーバとの通信が再確立されると、サーバを手動で更新するユーザ補助オプションが有効になっていない限り、サーバのステータスの表示は通常のヘルス状態に戻ります。

サーバに対してDOWN、RESTART、またはRESETコマンドが実行された後でこのページが表示された場合は、サーバを直ちに再起動またはリセットするかを選択できます。これにより、サーバの通常のシャットダウンは省略され、選択した操作を直ちに実行できます。



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