アプリケーションの管理

NetWare Remote Managerを使用してサーバでアプリケーションを管理する場合は、ナビゲーションフレームの次のリンクを使って次の作業を行うことができます。

使用するリンク 実行する作業

[List Modules]

  • サーバまたはアドレススペースにロードされている各モジュールに関するリソース情報の表示
  • モジュールに関する詳細情報(フラグ、リソース、メモリ割り当て)およびモジュールをアンロードするボタンへのアクセス
  • サーバへのNLMプログラムのロード
  • モジュールまたは.NCFファイルをロードするための検索パスの表示

[Protected Memory]

  • 1つの保護されているアドレススペースに複数のモジュールをロードする.NCFファイルの実行
  • 複数の保護されているアドレススペースへの特定のモジュールのロード
  • 特定のアドレススペースにロードされたモジュールのリストの表示
  • 現在のメモリ保護SETパラメータ設定の表示または変更

[System Resources]

  • サーバのオペレーティングシステムにあるすべてのリソースタグタイプの表示
  • 各リソースの詳細の表示

[NetWare Registry]

  • このサーバのNetWareレジストリからの主要な情報の表示
  • 稼動情報の表示
  • レジストリに対する整合性チェッカの実行
  • レジストリのフラッシュ

[Winsock 2.0]

  • Winsock 2 NetWareの設定および統計の表示
  • Winsockの通信問題に対する診断およびデバッグ

[Protocol Information]

サーバで動作している各プロトコルに関する全般情報および特定の情報の表示


NLMプログラムを管理する

NLMプログラムのリストの表示およびNLMプログラムの管理を行うには、ナビゲーションフレームの[List Modules]リンクをクリックして[NetWare Loadable Module Information]ページにアクセスします。

[NetWare Loadable Module Information]ページから次の作業を実行できます。


保護されているメモリおよび保護されているアドレススペースのプログラムを表示および管理する

保護されているメモリおよび保護されているアドレススペースのプログラムを表示および管理するには、ナビゲーションフレームの[Protected Memory]リンクをクリックして[Address Space Information]ページにアクセスします。

[Address Space Information]ページから次の作業を実行できます。


システムリソースを表示する

リソースタグは、割り当てメモリ、画面、パケット受信バッファなどを追跡するために使用されます。NLMプログラムがシステムからのリソースのチェックまたは割り当てを行う場合、リソースタグをシステムに渡します。リソースタグは更新され、使用中のリソースの量を表示します。リソースがシステムに返されると、リソースタグは再度更新され、変更を反映します。NLMプログラムをアンロードする場合に、NLMプログラムが使っていたシステムリソースがすべて返されていることを確認するためにも、リソースタグが使われます。

システムが使用しているリソースタグを表示するには、ナビゲーションフレームの[System Resources]リンクをクリックして[System Resource]ページにアクセスします。

[System Resource]ページから次の作業を実行できます。


NetWareレジストリの情報を表示する

NetWareレジストリは、NetWareサーバおよびサーバのアプリケーションがどのように動作しているかを判断するための、セットアップおよび環境設定の情報のデータベースです。

このサーバのNetWareレジストリから主要な情報を表示したり、稼動情報を表示したり、整合性チェッカを実行したり、レジストリをフラッシュしたりするには、ナビゲーションフレームの[NetWare Registry]リンクをクリックすることで[Registry]ページにアクセスします。

主要な情報は、サーバのキーと値、性能、およびその他の動的データを示します。

稼動情報は、サーバのNetWareレジストリに関する詳細の全体を示します。

整合性チェッカを実行したときに問題が見つかった場合は、適切な処置についてNovellサポートプロバイダに問い合わせてください。

レジストリをフラッシュすると、変更を行ってからディスクにコピーされるまで30秒間かかりますが、変更内容を直ちにディスクに保存できます。


Winsock 2.0の統計を表示する

Winsockの情報を表示することにより、サーバのアプリケーションがNetWareに用意されているWinsock APIとどのようにやり取りしているかを理解できます。エラーステータス状態は、識別しやすいように黄色と赤で示されます。

Winsockのリソース情報、ソケットの診断とデバッグの情報、トランスポートプロバイダおよびアクティブなネームスペースプロバイダの情報、および全般的な統計の小さなセットを表示するには、ナビゲーションフレームの[Winsock 2.0]リンクをクリックして[NetWare Winsock 2 Communication Framework]ページにアクセスします。

このページのメインコンテンツには、トランスポートプロバイダとアクティブなネームスペースプロバイダ、および全般的な統計の小さなセットが次のリンクと共に表示されます。


サーバで動作している各プロトコルに関する情報を表示する

[Protocol]情報ページから、サーバで動作している各プロトコルの全般的な情報および特定の情報を表示できます。プロトコルの特定の情報にアクセスするには、そのプロトコルのリンクをクリックします。固有の[NCP]ページから、NCP (NetWare Core Protocol)の追跡カウンタを有効にしたり、無効にしたりできます。



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