NetWare Remote Managerを使用してサーバでアプリケーションを管理する場合は、ナビゲーションフレームの次のリンクを使って次の作業を行うことができます。
NLMプログラムのリストの表示およびNLMプログラムの管理を行うには、ナビゲーションフレームの[List Modules]リンクをクリックして[NetWare Loadable Module Information]ページにアクセスします。
[NetWare Loadable Module Information]ページから次の作業を実行できます。
このページのデフォルトビューは、サーバにロードされているすべてのNLMプログラムのリストです。
このリストは、モジュール名、コード/データサイズ、またはメモリの使用状況によってソートできます。これを行うには、ソートに使用する列見出しをクリックします。
このリストの列の合計は、システム全体で使用されているすべてのNLMプログラムのメモリを合計した値です。この情報を利用すると、サーバに対する将来的なメモリのアップグレードについて、より適切な計画を作成できます。
モジュールの詳細(フラグ、リソース、メモリの使用状況の詳細、モジュールの依存関係のリストなど)にアクセスしたり、モジュールの依存関係がない場合にNLMプログラムをアンロードするオプションにアクセスしたりするには、モジュールの名前リンクをクリックします。
個々のNLMプログラムの割り当てメモリサマリを表示するには、[Alloc Memory]列の値リンクをクリックします。このサマリは、NetWare Loadable Moduleがシステムに要求したメモリの量、および現在使用しているメモリの量を示します。この情報は、モジュールがシステムメモリを使いすぎているかどうかを判断するときに役立ちます。
これを行うには、[Load Module]フィールドにロードするモジュールの名前を入力し、[Load Module]ボタンをクリックします。NLMプログラムのロード中に[System Console]を表示するには、[Display System Console for Module Load]チェックボックスをオンにします。
これを行うには、[Module Load Search Path]リンクをクリックします。モジュールが見つからなかった場合は、次のように検索パスを変更できます。 Search Add complete_path 次に例を示します。Search Add SYS:\SYSTEM\EXTRAS
Search Add number complete_path 次に例を示します。Search Add 2 SYS:\SYSTEM\EXTRAS
保護されているメモリおよび保護されているアドレススペースのプログラムを表示および管理するには、ナビゲーションフレームの[Protected Memory]リンクをクリックして[Address Space Information]ページにアクセスします。
[Address Space Information]ページから次の作業を実行できます。
これを行うには、[Load Modules Protected]ボタンをクリックします。NLMプログラムのロード中に[System Console]画面を表示するには、[Display System Console for NCF Execution]チェックボックスをオンにします。
これを行うには、[Load Modules Protected]ボタンをクリックします。NLMプログラムのロード中に[System Console]画面を表示するには、[Display System Console for Module Load]チェックボックスをオンにします。
これらの列にn/aステータスではなくボタンがある場合は、次の作業を実行できます。 保護されているアドレススペースにロードされているすべてのNLMプログラムのリストを表示するには、そのアドレススペースの名前リンクをクリックします。 設定を表示するには、[Memory Protection Set Parameter]リンクをクリックして[Memory]ページを表示します。 設定を変更するには、[Memory]ページにアクセスし、設定の値リンクをクリックし、指定された範囲内の新しい値を入力してから、[OK]をクリックします。
リソースタグは、割り当てメモリ、画面、パケット受信バッファなどを追跡するために使用されます。NLMプログラムがシステムからのリソースのチェックまたは割り当てを行う場合、リソースタグをシステムに渡します。リソースタグは更新され、使用中のリソースの量を表示します。リソースがシステムに返されると、リソースタグは再度更新され、変更を反映します。NLMプログラムをアンロードする場合に、NLMプログラムが使っていたシステムリソースがすべて返されていることを確認するためにも、リソースタグが使われます。
システムが使用しているリソースタグを表示するには、ナビゲーションフレームの[System Resources]リンクをクリックして[System Resource]ページにアクセスします。
[System Resource]ページから次の作業を実行できます。
リソースの詳細を表示するには、リソース名をクリックします。 NetWare Loadable Module (NLM)によってソートされ、次に、使用されている数によってソートされたリストが表示されます。表示される項目は、NLMの短縮名、NLMの説明、リソースタグの説明、およびリソースタグに対してチェックアウトされているリソースの量です。
NetWareレジストリは、NetWareサーバおよびサーバのアプリケーションがどのように動作しているかを判断するための、セットアップおよび環境設定の情報のデータベースです。
このサーバのNetWareレジストリから主要な情報を表示したり、稼動情報を表示したり、整合性チェッカを実行したり、レジストリをフラッシュしたりするには、ナビゲーションフレームの[NetWare Registry]リンクをクリックすることで[Registry]ページにアクセスします。
主要な情報は、サーバのキーと値、性能、およびその他の動的データを示します。
稼動情報は、サーバのNetWareレジストリに関する詳細の全体を示します。
整合性チェッカを実行したときに問題が見つかった場合は、適切な処置についてNovellサポートプロバイダに問い合わせてください。
レジストリをフラッシュすると、変更を行ってからディスクにコピーされるまで30秒間かかりますが、変更内容を直ちにディスクに保存できます。
Winsockの情報を表示することにより、サーバのアプリケーションがNetWareに用意されているWinsock APIとどのようにやり取りしているかを理解できます。エラーステータス状態は、識別しやすいように黄色と赤で示されます。
Winsockのリソース情報、ソケットの診断とデバッグの情報、トランスポートプロバイダおよびアクティブなネームスペースプロバイダの情報、および全般的な統計の小さなセットを表示するには、ナビゲーションフレームの[Winsock 2.0]リンクをクリックして[NetWare Winsock 2 Communication Framework]ページにアクセスします。
このページのメインコンテンツには、トランスポートプロバイダとアクティブなネームスペースプロバイダ、および全般的な統計の小さなセットが次のリンクと共に表示されます。
[Winsock 2 Resources]ページを開きます。このページから、現在使用されているすべてのWinsockリソース、開いているソケット、Winsock 2イベント、特定のアプリケーションが使用しているソケット、アクティブなセッション内のプロトコルオブジェクト、およびアクティブセッションの数を表示できます。
使用されているWinsock 2ソケットのリストを表示するには、[Winsock 2 Socket List]リンクをクリックします。
Winsock 2が使用しているすべてのイベントのリストを表示するには、[Winsock 2 Event List]リンクをクリックします。
特定のアプリケーションによって開かれているソケットのリストを表示するには、[Winsock Applications]リストでそのアプリケーションのリンクをクリックします。
このプロトコルオブジェクト内で作成されたすべてのセッションオブジェクトのリストを表示するには、[General WSP Protocol Object]リンクをクリックして[General WSP Protocol Object Session Map]ページを開きます。このページでは、ソケットの詳細ページへのリンクにアクセスできるだけでなく、上位セッションおよび下位セッションへのリンクにアクセスできます。
IPプロトコル内で作成されたすべてのセッションオブジェクトのリストを表示するには、[IP Protocol Object]リンクをクリックして[IP Protocol Object Session Map]ページを開きます。このページでは、現在のセッションおよび上位セッションにリンクできます。これらのセッションへのリンクを使用すると、すべてのWinsock層にわたってソケットコースをマップできます。
SSLプロトコル内で作成されたすべてのセッションオブジェクトのリストを表示するには、[SSL Layered Protocol Object]リンクをクリックして[SSL Layered Protocol Object Session Map]ページを開きます。このページでは、現在のセッション、上位セッション、および下位セッションにリンクできます。これらのセッションへのリンクを使用すると、すべてのWinsock層にわたってソケットコースをマップできます。
Winsockの通信問題の識別、診断、およびデバッグを行うための5つのリソースリスト1)[Socket Warning]、2)[Session Warning]、3)[Socket Waiting]、4)[Event Waiting]、5)[Session Linger])が表示される[Diagnostics and Debug]ページを開きます。
これらのリストから、サーバのエラー状態または警告状態へのアクティブなリンクを使用できます。
このボタンを使うと、システムで収集されたグローバルカウンタ情報の表示のオン/オフを切り替えたり、成功と失敗の数を表示したりできます。
重要: カウンタを[ON]に切り替えると、サーバのオペレーティングシステムに大きな負荷が追加されます。
性能を最適化するためには、必要な情報を収集した後でWinsock診断カウントをオフに切り替えます。
カウンタをオンに切り替えると、全般的な統計に次の情報が追加され、ページに[Global API Counter]リンクが追加されます。
オペレーティングシステムで収集されたグローバルカウンタ情報がすべて表示される[Global API Counters]ページを開きます。
[Protocol]情報ページから、サーバで動作している各プロトコルの全般的な情報および特定の情報を表示できます。プロトコルの特定の情報にアクセスするには、そのプロトコルのリンクをクリックします。固有の[NCP]ページから、NCP (NetWare Core Protocol)の追跡カウンタを有効にしたり、無効にしたりできます。