61.1 接続解除時のイメージング操作でのCDまたはDVDの使用

Desktop Managementでは、作成されるイメージではなく、適用されるイメージの記憶媒体としてのみCDおよびDVDを使用できます。

bashプロンプトまたはZENworksイメージングエンジンメニューを使用して、ブート可能な、またはブート可能ではないイメージングCD/DVDからイメージを適用できます。

詳細情報については、以下を参照してください。

61.1.1 bashプロンプトを使用したイメージの適用

  1. CDまたはDVDにデータを焼き付けるソフトウェアを使用して、ソースイメージをCD/DVDに焼き付けます。

  2. 次の方法のいずれかを使用してワークステーションをブートします。

  3. ブートプロンプトで「manual」と入力します。

  4. ソースイメージが保存されているCDまたはDVDを挿入します。

  5. Linuxプロンプトが表示されたら「cdrom.s」と入力し、CD/DVDをマウントします。

    これにより、CDまたはDVDが/mnt/cdromにマウントされます。

  6. 次の書式でコマンドを入力します。

    img restorel /mnt/cdrom/path/image.zmg
    

    pathおよびimageには、CD/DVDのルートへのイメージの相対パスとイメージファイル名を指定します。

  7. イメージングが終了したらイメージングデバイス(使用する場合)を取り出し、次の操作を実行して、新規イメージが適用されたワークステーションをブートします。

    1. Linuxプロンプトが表示されたら「lilo.s」と入力し、<Enter>キーを押します。

    2. <Ctrl>+<Alt>+<Delete>キーを押します。

      新しいオペレーティングシステムでワークステーションがブートしない場合(Linuxプロンプトが表示された場合)は、「lilo.s」コマンドを再度入力し、ワークステーションの2度目の再起動を実行します。

61.1.2 ZENworksイメージングエンジンメニューを使用したイメージの適用

  1. CDまたはDVDにデータを焼き付けるソフトウェアを使用して、ソースイメージをCD/DVDに焼き付けます。

  2. 次の方法のいずれかを使用してワークステーションをブートします。

  3. ブートプロンプトで「manual」と入力します。

  4. ソースイメージが保存されているCDまたはDVDを挿入します。

  5. Linuxプロンプトが表示されたら「cdrom.s」と入力し、CD/DVDをマウントします。

    これにより、CDまたはDVDが/mnt/cdromにマウントされます。

  6. img」と入力し、ZENworksイメージングエンジンメニューを表示します。

  7. [イメージング]をクリックし、[Restore Image (イメージの復元)]をクリックします。

  8. [ローカル]をクリックし、[次へ]をにクリックします。

  9. イメージアーカイブへのパスを参照して指定します。

  10. (省略可能)ファイルセットを指定します。

  11. (省略可能) sfilesetapartition:ppartitionなどの詳細オプションを指定します。

    このコマンドパラメータおよび関連する他のimgコマンドパラメータの詳細については、セクション 64.0, ZENworksイメージングエンジンのコマンドを参照してください。

  12. [次へ]をクリックします。

    イメージのサイズによっては、イメージの適用に数分かかる場合があります。実際、イメージの適用に要する時間はイメージの作成に要する時間よりも多少長くなります。画面に何も表示されなくなった場合は、任意のキーを押してください。(Linuxでは、数分経過するとスクリーンセービングモードに切り替わります)。

  13. イメージングが終了したらイメージングデバイス(使用する場合)を取り出し、次の操作を実行して、新規イメージが適用されたワークステーションをブートします。

    1. Linuxプロンプトが表示されたら「lilo.s」と入力し、<Enter>キーを押します。

    2. <Ctrl>+<Alt>+<Delete>キーを押します。

      新しいオペレーティングシステムでワークステーションがブートしない場合(Linuxプロンプトが表示された場合)は、「lilo.s」コマンドを再度入力し、ワークステーションの2度目の再起動を実行します。