サーバをアップグレードするために使用するCPKについては、まずCPKをテストして、次の事柄を決定してください。
変数 CPKが必要とする変数は正常に動作するか
Distributionを受け取るために、ターゲットのSubscriberサーバでこれらの変数を定義するように指示されます。
タイミング 各CPKのDistributionが完了するのにどの程度の時間がかかるか
これは、1台のサーバに複数のDistributionを送信する場合のタイミングのためで、特に、NetWareサーバのヘルパーCPKに関連しています。各CPKの配布プロセスは正しい順序で行われる必要があるからです。
これらの問題は、OES LinuxのCPK (zdl7mbcksp1.cpk、zdl7imgstart.cpk、およびzdl7proxystart.cpk)には適用されません。それで、これらのCPKのテストは、Distributionを1台のサーバ(できればテストサーバ)に送るだけで行えます。
CPKのテストを行えば、Desktop Managementソフトウェアが正しくアップグレードされるかどうかも確認できます。
CPKをテストするには、次の事柄を行ってください。
次のものをインストールするテストサーバを選択または設定します。:
eDirectory: Windowsテストサーバの場合、セクション 4.2.1, すべてのコンポーネントをインストールする場合のソフトウェア要件で指定されているように、eDirectory™ 8.7をC:ドライブにインストールする必要があります。
ZENworks 7はeDirectory 8.8をサポートせず、WindowsテストサーバにインストールしたZENworks 7ソフトウェアはeDirectory 8.8では動作しないので、CPKアップグレードテストが間違った結果になる可能性があります。
Desktop Management Serverソフトウェア: テストするバージョンをインストールします。ソフトウェアは、設定を済ませ、動作状態にしておく必要があります。
Middle Tierソフトウェア: テストするバージョンをインストールします。ソフトウェアは、設定を済ませ、動作状態にしておく必要があります。
SubscriberおよびPolicy/Package Agentソフトウェア: CPKを実行するには、テストサーバでZENworks 6.5 Server Management以上が動作している必要があります。
CPKを個別に実行してテストすればよく、配布は行わないので、Distributorサーバは必要ありません。
ConsoleOne: これは、テストサーバにインストールするZENworks Desktop Managementで必要とされる最小バージョンである必要があります。ConsoleOneスナップインのCPKアップグレードのテストの際には、ConsoleOneを使用することはできません。
ZENworks Desktop Managementをアップグレードするネットワークのプラットフォーム用のテストサーバを設定します。ステップ 8で記録するタイミングが正確になるように、実運用サーバに近い仕様のマシンを選択します。
すべての.cpkファイルをテストするために、NetWare、Windows、およびOES Linux用にテストサーバーを適切に設定する必要があります。この節の、NetWareプラットフォームに関連するすべての情報は、OES NetWareにも適用されます。
ローカルのアップグレードテスト用に、テストサーバ上でCPKが利用できるようにするため、適用されるテストサーバでテストする、次の.cpkファイルをコピーします(ファイルのコピー先のフルパスを指定してください)。
NetWare1テストサーバをアップグレードする場合
Novell ZENworks 7 with Support Pack 1 Companion 4 CDにあるもの: |
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stopinv.cpk |
zdn7bksp1.cpk |
stopwol.cpk |
zdn7midsp1.cpk |
startinv.cpk |
c1-zen7-snap.cpk |
startwol.cpk |
language-agent.cpk |
1 OES NetWareサーバを含みます。
クラスタ化されたNetWare1テストサーバをアップグレードする場合
Novell ZENworks 7 with Support Pack 1 Companion 4 CDにあるもの: |
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---|---|
stopinv.cpk |
zdnc7bksp1.cpk |
stopwol.cpk |
c1-zen7-snap.cpk |
startinv.cpk |
language-agent.cpk |
startwol.cpk |
|
1 OES NetWareサーバを含みます。
Windowsテストサーバをアップグレードする場合
Novell ZENworks 7 with Support Pack 1 Companion 4 CDにあるもの: |
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zdw7bksp1.cpk |
c1-zen7-snap.cpk |
zdw7midsp1.cpk |
language-agent.cpk |
OES Linuxテストサーバをアップグレードする場合
Novell ZENworks 7 with Support Pack 1 Companion 3 CDにあるもの: |
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zdl7mbcksp1.cpk |
language-agent.cpk |
zdl7imgstart.cpk |
c1-zen7-snap.cpk |
zdl7proxystart.cpk |
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利便性を図るため、language-agent.cpkおよびc1-zen7-snap.cpkファイルは2つのCompanion CDに重複しています。これらはOES LinuxおよびNetWare/Windowsアップグレードの両方で使用されるからです。これらのCPKは、必要なときにアクセス可能になるように、MSIファイルだけをコピーします。
ConsoleOneでCPKの説明を表示できるようにするために、次の事柄を行います。
ConsoleOneが動作しているワークステーションで、
ネームスペースを右クリックし、 を選択します。ステップ 2でコピーした場所の.cpkファイルを参照して選択し、 をクリックします。
.cpkファイルを表示するには、 フィールドで を選択することが必要な場合があります。
テストするすべての.cpkファイルが ネームスペースに挿入されるまで、ステップ 3を繰り返します。
CPKの説明を表示するには、CPK名をクリックします。情報は右ペインに表示されます。
プラス記号をクリックしてCPKを展開してそのコンポーネントを表示し、個々のコンポーネントをクリックしてその説明を表示することもできます。
テストSubscriberサーバのConsoleOneプロパティで
タブを選択して、テストするDistributionに適用される変数を定義します。リストはSubscriberの変数の決定を参照してください。
NetWareまたはWindows CPKをテストするには、次のうち適用される事柄を行います(Linux CPKのテストの手順は、ステップ 10を参照してください)。
NetWare: NetWareテストサーバのコンソールで、次のように入力します。
package process volume_name:\path_to_file\filename.cpk
ここでfilenameは、.cpkファイル名のいずれかになります。
Windows: 次の操作を行います。
package process drive_letter:\path_to_file\filename.cpk
ここでfilenameは、.cpkファイル名のいずれかになります。
テストするプラットフォームごとに、CPKを次の順で実行します。
NetWareサーバ
NetWareサーバクラスタ
重要:これは、クラスタ化されたリソース上で実行する必要があります。それから、各ノードをリソースにして、すべてのノードがアップグレードされるまで、手順を繰り返します。
Windowsサーバ
このCPKの場合、アップグレード中にステップ 9.aを参照してください。
とそれに依存するサービスが停止されますが、CPKが再起動するのは と、ZENworksに依存するサービスだけです。それで、 に依存する、ZENworks以外のWindowsサービスがあれば、手動で再起動する必要があります。詳細については、重要:
は、Middle Tierコンポーネントがアップグレードされたときに、完全に動作し、健全な状態になっている必要があります。アップグレードの前に、手動で停止と開始を行うか、サーバを再起動して、このサービスの状態をチェックしてください。これは、CPKがサービスを停止できるように、CPKを適用する前に実行されている必要があります。そうでない場合、CPKは正しく完了できません。NetWare CPKの実行中には、CPKごとの完了時間を記録してください。
この情報は、Distributionの作成と送信時に、スケジュールを正しく設定するために必要となります。
OES LinuxのCPKをテストするには、セクション 34.4.1, Distributionによるアップグレードの手順に従います。ただし、Distributionは1台のサーバにだけ送信します(できればテストサーバ)。
CPKが正しくアップグレードされることを検証するために、セクション 34.5.2, サーバがアップグレードされているかどうかの確認の指示に従い、それから、ステップ 12に戻ります。