ziswin.exeイメージングコンポーネントの動作方法は、ZENworks 7 Desktop Managementで変更されました。これは、ZENworks Desktop Imagingの以前のバージョンを使用して作成され、ワークステーションに置かれたイメージ内には、ziswin.exeの古いバージョンが含まれているということを意味しています。
ZENworks 7 Desktop Imagingを使用してこれらのワークステーションの再イメージングを行った場合、ziswin.exeをサービスモードで実行すると、そのワークステーションのイメージセーフデータはクリアされます。サービスモードには、イメージセーフデータの削除を自動的に行う、復元サブモードが含まれているからです。
イメージングを行ったワークステーション上のイメージセーフデータを維持するには、適用対象となる各ワークステーションのイメージ内の、古いバージョンのziswin.exeを、ZENworks 7のバージョンで置き換える必要があります。これには2通りの方法があります。
ziswin.exeの詳細については、『Novell ZENworks 7 Desktop Management管理ガイド』の「ZENworks Imaging Windows Agent (Ziswin.exe)
」を参照してください。
ZENworks 7の新しいziswin.exeを含むアドオンイメージを作成します。
ziswin.exeの新しいバージョンは、イメージングサーバのsys:public\zenworks\imagingディレクトリに置かれます。
置き換えられるziswin.exeの古いバージョンは、次の場所にあります。
アドオンイメージの作成方法の詳細については、『Novell ZENworks 7 Desktop Management管理ガイド』の「アドオンイメージの作成
」を参照してください。
アドオンイメージを、ziswin.exeの古いバージョンを含むベースイメージと関連付けます。
アドオンイメージの関連付け方法の詳細については、『Novell ZENworks 7 Desktop Management管理ガイド』の「ベースイメージへのアドオンイメージの関連付け
」を参照してください。
アドオンイメージをワークステーションに適用します。
アドオンイメージの適用方法の詳細については、『Novell ZENworks 7 Desktop Management管理ガイド』の「イメージングの自動作成または復元の実行
」または「手動によるワークステーションへのイメージの適用
」を参照してください。
これにより、古いziswin.exeは新しいZENworks 7バージョンで置き換えられ、ワークステーションのイメージセーフデータは維持されます。
これ以降、ワークステーションのイメージデータは、他のワークステーションの再イメージングで使用することができます。それらのイメージセーフデータが失われることはありません。
イメージングサーバのImage Explorerを開きます(sys:\public\zenworks\imagingディレクトリで、
または
ConsoleOneで、
> > > の順にクリックします)。Image Explorerを使って、古いziswin.exeをZENworks 7のバージョンで置き換えます。
ziswin.exeの新しいバージョンは、イメージングサーバのsys:public\zenworks\imagingにあります。
置き換えられる、古いバージョンのziswin.exeは次の場所にあります。
イメージの編集方法の詳細については、『Novell ZENworks 7 Desktop Management管理ガイド』の「Image Explorer (imgexp.exe)
」を参照してください。
これ以降、ワークステーションのイメージデータは、他のワークステーションの再イメージングで使用することができます。それらのイメージセーフデータが失われることはありません。