基本
このページでは、Novell®exteNd DirectorTMの新機能をまとめ、ヘルプの詳細へのリンクを提供します。
ソフトウェアに関する最新で最も完全な情報およびexteNd Directorのハードウェア要件については、リリースノートを参照してください。
機能 | 説明 |
ページフロー | ページフローにより、単一のポートレット内で実行される一組のページに対する制御フローを定義します。各ページに、ユーザが操作できる一組の制御が表示されます。たとえば、フローのページには、株式相場や天気予報の表示方法、または従業員情報などの企業データへのアクセス方法が表示されます。
ユーザが操作するページの表示に加え、ページフローではバックグラウンド処理を実行できます。たとえば、ページフローを使用して、Webサービスを起動したり、データベースにアクセスしたりすることができます。ページフロー内でカスタムJavaコードを実行できますが、通常その必要はありません。 ページフローには、アクティビティとリンクの2つコンポーネントが含まれています。アクティビティはタスクを表すオブジェクトです。リンクは、フローのルーティングロジックでパスを表すオブジェクトです。リンクはアクティビティをポイントします。 ページフローでは、ポートレット技術が使用されています。ページフローを実行するには、付属のページフローランナーポートレットを使用する必要があります。 |
フォーム | このリリースでは、次世代のWebフォームが導入されています。XForms技術に基づいてexteNd Directorに作成するWebフォームにより、HTMLの制約の多くが取り除かれます。フォームに関連付けられたレイアウト、プレゼンテーション、およびユーザの操作を定義するための、強力で標準ベースの方法が提供されています。
XFormsは、スタンドアロンアプリケーションとしては稼動しません。XHTMLのようなホスト言語内部でコンポーネントとして稼動するように設計されています。Novellの実装では、ページフローのコンテキスト内部で稼動します。
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ポートレット | このリリースには、ポートレットに関する総合的なサポートとともに、ポートレットの開発および実行をさらに柔軟にする拡張機能が含まれています。
ポートレットは、Webクライアントからの要求を処理し、ポータルページ上にダイナミックコンテンツを作成する特殊なJavaクラスです。ポートレットはJava Portlet仕様で定義されています。ポートレットは、ポータルアプリケーション用のプレゼンテーション層を提供する、プラグ可能なユーザインターフェース要素と考えることができます。ユーザは、管理者が指定した初期設定に基づいて、ポートレットのコンテンツと外観をパーソナライズできます。 exteNd Directorには、Java Portlet仕様に対する次の拡張機能が含まれています。
また、前のリリースに付属していたポータルコンポーネントの多く(システム、ベース、およびサンプルコンポーネント)がポートレットに変換されました。
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Express Portal | exteNd Directorをインストールすると、Express Portalアプリケーションが取得され、ただちに実行できます。このアプリケーションを使用するために、exteNd Director開発環境からアプリケーションを展開する必要はありません。
インストールプロセスが完了すると、次のURLで簡単にブラウザを開き、アプリケーションを起動することができます。
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共有ライブラリ | このリリースでは、exteNd Directorにより、アプリケーションサーバの共有場所にあるすべてのexteNd Directorアプリケーションに必要な一般ライブラリ(JAR tァイル)を配置できます。これにより、作成するEARおよびWARのサイズと、展開に必要な時間が縮小されます。共有ライブラリを使用するプロジェクトを作成する場合、プロジェクト用に作成されるアーカイブが非常に軽量であるため、プロジェクトは通常、数秒で展開できます。 |
機能 | 説明 |
新規プロジェクトウィザード |
次のプロジェクトウィザードが ヌ加されました。
これらのウィザードを使用するには、[ファイル]>[新規プロジェクト]の順に選択して、[Director]タブに移動します。 |
ページフローモデラー | exteNd Directorに統合されたページフローモデラーと呼ばれる完全なグラフ作成パッケージを使用すると、ページフロープロセスをすばやく視覚的に作成できます。ページフローモデラーを使用して、次のことができます。
ページフローを保存すると、ページフローモデラーにより、プロセス定義と呼ばれるXMLベースのファイルにドキュメントが変換されます。プロセス定義では、ワークフローのレイアウトとフォーマットが保存され、ワークフローエンジンが読み込んで実行できるプログラムにフローロジックが変換されます。 ページフローモデラーにより、ページフローをページフローランナーにマップするポートレット記述子も保存されます。ページフローランナーはポートレットとして実装されるJavaクラスです。exteNd Directorのパッケージには、あらゆるページフローを実行できるページフローランナーポートレットが付属しています。
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フォームデザイナ | exteNd Directorのフォームデザイナを使用すると、XForms1.0準拠のWebフォームを開発するための環境が用意されます。フォームデザイナは、ページフローアプリケーションで使用するXFormsをすばやく作成できるグラフィカル開発ツールです。
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データベースページフローウィザード | データベースページフローウィザードは、このリリースに含まれ、ユーザにデータベースの記録を検索、表示、変 Xする方法を示すページフローの作成に役立ちます。データベースページフローウィザードにより、一組のフォーム(XForms技術を採用しているXHTMLページ)とともに、フォームを1つのユーザインタフェースに統合する1つまたは複数のページフローが生成されます。
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Webサービスページフローウィザード | exteNd Directorには、Webサービスを起動するページフローの作成ツールも用意されています。このようなフローを簡単に作成するため、exteNd DirectorにはWebサービスページフローウィザードが用意されています。 |
Composerページフローウィザード | exteNd Directorでは、exteNd ComposerTMサービスを最大限に活用するうえで役立つComposerページフローウィザードも用意されています。 |
スコープパス | 一般的なページフロープロセスには、ページフローユーザまたはプログラムロジックにより操作されるデータが含まれます。ページフローでデータにアクセスするには、スコープパスを使用します。exteNd Directorには、スコープパスAPIを通じてページフローモデラーおよびワークフローモデラーから利用できる、事前定義されたスコープパスのグループが含まれます。これにより、さまざまな場所にあるデータを簡単に参照できます。たとえば、スコープパスを使用して、要求および応答オブジェクトにあるデータとともに、リソースセットやContent Managementサブシステム内のファイルにアクセスすることができます。
スコープパスを使用して、ページフローまたはワークフロー内のアクティビティにオブジェクトを関連付けることができます。スコープパスを使用すると、データをある場所から別の場所へコピーすることもできます。スコープパスのコピーは、アクティビティの前後、およびリ 塔N上でも実行できます。 |
ダイナミックな送信ボタン | A ページフローにあるボタンリンクを使用すると、フォーム上にダイナミックな送信ボタンを作成できます。ランタイム時には、フォームアクティビティによって設定される各ボタンリンクに表示されたフォームにナビゲーションボタンが配置されます。ボタンリンクの主な利点は、フォームへのナビゲーションをダイナミックに追加できることにあります。フォームからのナビゲーションパスを変更するたびに、リンクをページフローに簡単に追加できます。XHTMLフォームを編集する必要はありません。 |
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